「求人状況」についての調査(『エン派遣のお仕事情報』サイト利用者対象) 

2015年09月11日
エン・ジャパンが運営する、日本最大級の派遣のお仕事まとめサイト『エン派遣のお仕事情報』上でサイト利用者2,382名を対象に「求人状況」についてアンケート調査を行ないました。

【調査結果概要】

有効求人倍率は1992年2月以来の高水準で、派遣社員の平均時給(「エン派遣のお仕事情報調べ、2015年8月分)も、21ヶ月連続で前期比プラスを更新しています。求職者優位な環境が整う中、派遣でのお仕事を探している方に「求人状況」について伺うと、下記の声が挙がりました。

★求人状況が「以前より良くなっている」と回答した方は、5年連続で増加。
★求人状況が良くなっていると感じる理由のトップ3は、求人件数の増加・時給の上昇・勤務時間や曜日の選択肢拡大。

【調査結果詳細】

1:求人状況が「以前より良くなっている」と回答した方は、5年連続で増加。

「最近の求人状況をどのように感じていますか?」と伺ったところ、「以前より良くなっている」という声が28%でした。2011年10%→2012年17%→2013年22%→2014年23%→2015年28%と、5年連続で右肩上がりに推移しています。

2:求人状況が良くなっていると感じる理由のトップ3は、求人件数の増加・時給の上昇・勤務時間や曜日の選択肢拡大。

「求人状況が以前より良くなっている」と回答した方に「良くなったと感じるのは特にどのようなところですか?」と質問しました。第1位は「仕事の情報件数が増えている」(80%)、第2位は「時給や給与が上がっている」(46%)、第3位は「勤務曜日・時間・契約期間などの選択肢が増えている」(40%)という結果になりました。特に「時給や給与が上がっている」「勤務曜日・時間・契約期間などの選択肢が増えている」が伸びています。求職者へのアンケートでも「時給や勤務日数・曜日」は妥協できない条件のトップとして上がっており、人材獲得において重要なポイントと言えそうです。「エン派遣のお仕事情報」では、「週3日」「1日5時間以内」といった柔軟な勤務形態の案件が増えており、派遣会社が時給アップ以外の獲得策として柔軟な就労環境をしている様子がうかがえます。

「仕事の情報件数が増えている」と回答した方
◎3年前の就職活動では、なかなか求人もなく視野を広げていくしかなかったのですが、今回は自分の希望する条件にぴったりなお仕事に就くことが出来ています。(26歳)
◎以前転職活動をしていた時は自宅周辺の求人が少なかったのですが、現在は増えているように思います。(34歳)
◎4年前に派遣切りにあった時は、仕事の情報件数も少なく、新たに派遣会社の登録をしようとしても書類選考で落ちてしまうこともあったが、現在は派遣会社の登録すらできないということはなく、派遣先の書類選考も進みやすくなっている。(42歳)

「時給や給与が上がっている」と回答した方
◎時給がどれも900円後半より高く、事務でも1500円台があるので魅力的です。(37歳)
◎4年前に求職活動をしていたときは、年収400万円以上の仕事がなかなか無かったが、今はよく目にする。(42歳)
◎現在就業している派遣先でも、以前募集していた際より時給が上がっての採用でした。(43歳)

「勤務曜日・時間・契約期間などの選択肢が増えている」と回答された方
◎週2~3日勤務や時短勤務など、子育てと両立しながら働ける求人が、以前より増えたと感じます。子供を保育園に預けられない場合でも、一時保育や幼稚園に預けて、主婦が仕事をしやすくなってきていると思います。(34歳)
◎4年前の春、派遣の事務はフルタイムが当然。むしろそれ以外の選択肢はなく、諦めざるを得ませんでしたが、最近の情報をみていると 明らかに時間帯や働き方の選択肢が増えているから。(43歳)
◎午後からの仕事(週3日くらいのパート)を探し始めようとしたところ、すぐに見つかり、しかも希望していた業界に入ることができました。(45歳)
◎年齢50代、週2~3日勤務希望で検索すると、以前は職種が限られたり、ほぼ無くなってしまったが、最近はオフィスワークでも増えているように思います。(54歳)


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン派遣のお仕事情報』を利用しているユーザー 2,382名
調査期間:2015年7月23日~8月26日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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