相続と財産に関する調査(40歳代~60歳代男女対象) 

2015年09月01日
明治安田生活福祉研究所は、「女性の相続と財産に関する研究会」において、全国の40歳代~60歳代の男女を対象に「相続と財産に関する調査」を2015年3月に実施。(有効回答数4,800名:相続経験あり2,400人、相続経験なし2,400人)

相続が大きなライフイベントであることに着目し、男女比較を中心に、「相続の意向」、「介護と相続」、「相続の実態」、「相続対策」の4点から女性の相続を取り巻く動向についてまとめました。

【主な調査結果】

○ 相続の意向(88年調査との比較)
・財産を「遺せそうにない」「遺すつもりはない」と考える者が大幅に増加
・子どもに遺したいものは男女で異なる!
・「世話をしてくれた子どもに遺す」から「子どもに平等に遺したい」と考える傾向へ大きく変化

○ 介護と相続
・介護は“女性に依存”する傾向―「嫁」や「娘」が携わるケースが多い
・女性は男兄弟よりも相続で不利!?最も多くの遺産がもらえる可能性は兄や弟の方が高い
・自宅での家族介護は揉め事の原因!?父の介護が長引くと揉め事も増える傾向

○ 相続の実態
・両親から相続したものは男女ともに「預貯金、有価証券」がメインへ
・一人だけの相続から、兄弟姉妹全員で平等に相続する傾向に
・男性の5人に1人、女性の4人に1人は相続放棄を経験

○ 相続対策
・60代では、相続税対策を講じている者・するつもりの者は3人に1人
・女性の方がスムーズな遺産分割のための対策を検討


【調査概要】
調査対象: 全国の 40 歳以上 69 歳以下の男女
調査方法: インターネット調査(クロス・マーケティングの登録モニター対象)
調査時期: 2015 年3月 21 日~3月 24 日
回収数: 4,800 人(相続経験あり 2,400 人、相続経験なし 2,400 人)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[明治安田生活福祉研究所]
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