【美容センサス2015年下期】≪美容意識編≫(15~69歳男女対象) 

2015年12月10日
リクルートライフスタイルに設置された美容に関する調査研究機関である「ホットペッパービューティーアカデミー」は、全国の人口20万人以上の都市在住者のうち15~69歳の男女7,700人を対象に、美容意識と行動について調査を実施しました。

【調査結果概要】

◆【美容に関する意識】~【女性】【男性】~
女性の悩み1位は「ボディラインのくずれ」、男性は「薄毛・抜け毛」。


・「外見を今よりよくすること、若さを保つことへの関心」は女性は約8割、男性は約6割。よりよくすること・関心がある理由として、女性は「自分に自信を持ちたいから」がもっとも高く、男性は「外見に気をつかうのはマナーとして必要だから」がもっとも高い。

・女性の「美容において重要視するポイント」は、全年代において1位は「髪型」。10代は他の世代に比べて「ファッション」を特に重要視する傾向。男性の「身だしなみで気にしているポイント」の1位は「髪型」。年代によって「気にしているポイント」は変化する傾向に(10代~30代「髪型」、40代~50代「体臭・口臭」、60代「歯」)。「体臭・口臭」はどの年代も3位以内に。

・「感じている具体的な悩み」は、女性全体の1位は「ボディラインのくずれ」(44.6%)だが、年代により変化(10代~20代「むだ毛処理・脱毛」、30代~40代「ボディラインのくずれ」、50代~60代「白髪」)。男性の全体において1位は「薄毛・抜け毛」(26.1%)。僅差で「体重の増加」(26.0%)、「体臭・口臭」(25.0%)が続き、ほぼ横並びの状況。「薄毛・抜け毛」は30代以降、ポイントが急上昇。


◆【美容に関する他者への意識】~【女性】【男性】~
「自分の”見た目”を 意識する相手」は、女性は「同性の友人」、男性は「職場・学校の異性」が高い傾向。


・「自分の”見た目”に関して意識する相手」の女性1位は「同性の友人」(46.5%)。一方、男性は「気にする人はいない」(41.1%)に次いで、「職場・学校の異性」(28.4%)となった。


◆【自分の”見た目”に関する相談相手の理想と現状】~【女性】【男性】~
女性・男性ともに、自分の”見た目”に関して「本来相談したい相手」の1位は、「美容サロンのスタッフ」。


・女性は「本来相談したい相手」として「美容サロンのスタッフ」を28.8%が選択したが、現状「相談する相手」では17.5%にとどまる。理想と現状とのギャップは11.3ポイントともっとも大きい。特に10代が顕著。

・男性も女性同様、「美容サロンのスタッフ」を「本来相談したい相手」として選択した人が一番多い。


【調査結果】

【女性】外見をよくすること・若さを保つことへの関心とその理由

女性の「外見を今よりよくすること、若さを保つことへの関心」は、女性全体で「関心がある・計」は約8割。理由の1位は「自分に自信を持ちたいから」。10代~40代のいずれの年代でもトップ。

・「外見を今よりよくすること、若さを保つことへの関心」は、特に10代、20代で「とても関心がある」が半数を超える結果となった。
・年代別に理由をみると、10代~40代の1位は「自分に自信を持ちたいから」。50代、60代は「加齢を感じることが多くなったから」。
・「同性に負けたくないから」「異性にもてたいから」は20代から30代にかけてポイントが約半減。
・60代では「外見に気をつかうのはマナーとして必要だから」と捉える人が増加する結果となった。

【男性】外見をよくすること・若さを保つことへの関心とその理由

男性の「外見を今よりよくすること、若さを保つことへの関心」は、男性全体では「関心がある・計」は約6割。理由の1位は「外見に気をつかうのはマナーとして必要だから」。特に30代で高い結果に。

・「外見を今よりよくすること・若さを保つこと」の理由の1位を年代別でみると、10代が「自分に自信を持ちたいから」、20代が「自分に自信を持ちたいから」「自分の好みの体やスタイルになりたいから」、30代、40代が「外見に気をつかうのはマナーとして必要だから」、50代、60代が「加齢を感じることが多くなったから」という結果となった。
・「異性にもてたいから」という理由は、10代では3位、40代では5位。20代以上の年代では、女性よりも男性の方がポイントが高い結果となった。

【女性】美容において重要視するポイント
【男性】身だしなみで気にしているポイント


「美容において重要視するポイント」、女性は全年代において1位「髪型」。10代においては「ファッション」を他の世代に比べ、特に重要視する傾向。
男性の「身だしなみで気にしているポイント」の1位は「髪型」。

【女性】
・全体では1位「髪型」(68.3%)、2位「体型」(56.1%)、3位「肌質」(49.3%)。年代別でみても、1位「髪型」、2位「体型」は変わらないが、3位になると10代では「ファッション」、60代では「歯」となり、年代によって違いが表れる。

【男性】
・男性の「身だしなみで気にしているポイント」の1位は「髪型」。年代によって「気にしているポイント」は変化する傾向に。(10代~30代「髪型」、40代~50代「体臭・口臭」、60代「歯」)。「体臭・口臭」はどの年代も3位以内に。

【女性】感じている具体的な悩み

「感じている具体的な悩み」は、女性は全体の1位は「ボディラインのくずれ」(44.6%)だが、年代により変化(10代~20代「むだ毛処理・脱毛」、30代~40代「ボディラインのくずれ」、50代~60代「白髪」)。

・全体では「ボディラインのくずれ」(44.6%)がもっとも高く、「顔のシミ・シワ・ホウレイ線」(42.7%)、「肩・首などのコリ・腰痛・体のゆがみ」(38.7%)が続く。
・「ボディラインのくずれ」 「肩・首などのコリ・腰痛・体のゆがみ」 は20代から各年代において、悩みのトップ5にランクイン。「顔のシミ・シワ・ホウレイ線」は30代以降の悩みに急浮上。

【男性】感じている具体的な悩み

男性の全体において1位は「薄毛・抜け毛」(26.1%)。僅差で「体重の増加」(26.0%)、「体臭・口臭」(25.0%)が続き、ほぼ横並びの状況。「薄毛・抜け毛」は30代以降、ポイントが急上昇。

・年代別トップは、10代~20代は「ニキビ・肌が脂っぽい・テカリ」、30代「薄毛・抜け毛」、40代「体重の増加」、50代~60代は「薄毛・抜け毛」となり、年代別で悩みも異なる結果となった。

【女性・男性】自分の“見た目”に関して意識する相手

「自分の”見た目”を意識する相手」は、女性は「同性の友人」、男性は「職場・学校の異性」が高い傾向。

【女性】
・いずれの年代においても「同性の友人」がもっともポイントが高い。次いで10代、20代、40代では「職場・学校の同性」、30代では「配偶者」、50代~60代では「家族(娘や親など)」と違いがみられた。
・10代~20代では「配偶者」「家族」を除き、同性・異性にかかわらず全方位的にスコアが高い傾向。
【男性】
・もっともスコアが高いのは、10代、20代、60代では「異性の友人」、30代~50代は「職場・学校の異性」。

自分の“見た目”に関する相談相手の理想と現状

男女とも自分の”見た目”に関して「本来相談したい相手」の1位は、「美容サロンのスタッフ」。

【女性】
・10代が「本来相談したい相手」として「美容サロンのスタッフ」を42.2%を選択。しかし、実際に「相談する相手」として選択しているのは14.2%と、現状とのギャップが大きい。
【男性】
・20代が「本来相談したい相手」として「美容サロンのスタッフ」を20.0%が選択し、どの年代よりも高い結果に。

【女性・男性】ライフステージによる美容意識の変化

女性・男性ともに「美容意識があがった」ライフステージとして、1位「大学・短大・専門学校等への入学」、2位「就職」。一方、下がった時は、女性「出産」がもっとも高く、「妊娠・出産準備」が続く。
・女性は男性に比べて「(子供の)幼稚園・保育園への入園」(31.1%)「(子供の)小学校入学」(28.3%)など、【子育てに関する】ライフステージにおいて、美容意識が上がる傾向。


【調査概要】
・調査目的:女性・男性それぞれの過去1年間における美容に関する行動や美容サロンの利用実態を把握し、美容に対する意識をとらえること。
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
 株式会社マーケティングアプリケーションズの「ボーダーズパネル」を利用
・調査対象:全国、人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女
 女性 : 計 6,600サンプル
 男性 : 計 1,100サンプル
※人口20万人以上の都市の人口比率によってエリアごとの割付数を決定
※男女それぞれ、年齢5歳刻みで均等割り付け(エリアと年代による割付数詳細は下記の数表を参照)
・調査実施時期:2015年8月18日(火)~ 8月24日(月)
・調査実施機関:株式会社アンド・ディ

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