バレンタインデーに関する調査(20代から60代の男女対象) 

2016年02月04日
楽天リサーチは、「バレンタインデーに関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2016年1月15日(金)から16日(土)の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。

【調査結果】

■今年のバレンタインデーは6割以上がチョコレート等のプレゼントを渡すと回答。自分自身に何らかのプレゼントを購入する人は昨年の約3分の1程度にとどまる結果に

女性500名に、今年のバレンタインデーにチョコレート等のプレゼントを渡す予定があるかを聞いたところ、「はい」と回答した人が60.6%で、6割以上が今年のバレンタインデーに何らかのプレゼントを渡す予定があることが分かった。「はい」と回答した人を年代別で見たところ、30代が74.0%と最も高く、40代(61.0%)、50代(54.0%)、60代(50.0%)と年代が上がるにつれ、その数値は低くなる傾向にあった。

今年のバレンタインデーに何らかのプレゼントを渡す予定があると回答した人に、プレゼントを渡す相手について聞いたところ、全体では「パートナー(配偶者や恋人)」が78.6%で最も高く、次いで「家族(47.9%)」、「会社、取引先や男性の友人など義理チョコを贈る相手(21.6%)」となった。「思いを寄せている相手(気になっている人、もしくは片思いの人)」は4.1%と少数にとどまり、バレンタインデーは思いを寄せている人との接触の機会であると考えている人は少ないことが見受けられた。

また、昨年実施した「バレンタインデーに関する調査」の結果と比較したところ、昨年は自分自身にチョコレートなどを購入すると回答した人は24.2%であったが、今年は7.9%と約3分の1程度にとどまり、バレンタインデーに自分自身に何らかのプレゼントを購入する人は減少傾向にあることが分かった。

■チョコレートの購入場所はデパートが最も多く過半数以上の結果に

今年のバレンタインデーに、市販のチョコレートをどこで購入するかについて聞いたところ、過半数以上の51.9%が「デパート」と回答し、次いで「スーパーマーケット(37.2%)」、「チョコレート専門店や製菓店(30.0%)」という結果となった。「インターネット」での購入は2割程度(22.7%)の結果となったが、年代別でみたところ20代では35.0%と、全体の数値と比較して12.3ポイントの差をつけた。

■今年のバレンタインデーの平均予算、「思いを寄せている相手」が2,250円で最も高額。全体では昨年に比べ平均で262円増

バレンタインデーのチョコレートを購入する際の予算を聞いたところ、渡す対象者によって金額に差があることが判明した。「パートナー(配偶者や恋人)」、「自分自身」は「1,000円以上から2,000円未満」、「会社、取引先や男性の友人など義理チョコを贈る相手」、「家族」、「女性の友人」は「500円以上から1,000円未満」、「思いを寄せている相手(気になっている人、もしくは片思いの人)」は「2,000円以上から3,000円未満」という結果となった。

1人当たりのプレゼントにかける平均予算額を見ると、「思いを寄せている相手(気になっている人、もしくは片思いの人)」が2,250円と最も高額で、「パートナー(配偶者や恋人)」は1,786円、「自分自身」が1,767円と続いた。最も低かったのは「会社、取引先や男性の友人など義理チョコを贈る相手」で914円という結果だった。昨年と比較したところ、渡す対象者すべてにおいて、予算額が平均して262円上がっており、最も大きな差が見られたのが「思いを寄せている相手(気になっている人、もしくは片思いの人)」で昨年比707円増、次いで「パートナー(配偶者や恋人)」の404円増という結果となった。

■男性はバレンタインデーにプレゼントを期待していないが、チョコレートは欲しいと考えている割合が高め

男性500名に、今年のバレンタインデーにチョコレート等のプレゼントをもらえると期待しているかを聞いたところ、「いいえ」と回答した人が45.5%、「はい」と回答した人が39.9%で、期待をしていない人の割合の方が高いことが分かった。年代別でも差はほとんどない結果となった。

続いて、バレンタインデーにチョコレートは欲しいかを聞いたところ、「はい」と回答した人の方が高く、44.6%となった。期待はしていないが、チョコレートは欲しいと思っている男性が分かる。年代別で見ると、「はい」の割合は20代で最も高く64.0%となっており、年代が高くなるにつれその割合は低くなった(30代:45.0%、40代:41.0%、50代:40.0%、60代:38.0%)。

■チョコレートをもらえることは単純に「嬉しい」と感じている人が7割以上

チョコレートが欲しいと回答した男性に、誰からもらいたいかを聞いたところ、「パートナーである本命の相手(配偶者や恋人)(65.0%)」が最も高く、「思いを寄せている相手(気になっている人、もしくは片思いの人)(35.2%)」、「会社、取引先や女性の友人など義理チョコをもらう相手(29.3%)」と続いた。

バレンタインデーにチョコレートを欲しい理由としては、「嬉しいから」という回答が73.9%で最も高く、続いて「甘いものが好きだから(44.8%)」、「女性と接点が持てるから(19.5%)」となった。20代では他の年代と比べて、「女性と接点が持てるから(29.7%)」の回答が高い結果となった。

一方、バレンタインデーにチョコレートは欲しくないと回答した男性にその理由について聞いたところ、「お返しが面倒くさいから」という回答が66.0%で最多だった。続いて「イベントごとが嫌いだから(20.8%)」、「お返しにお金がかかるから(17.0%)」という結果となった。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
※総務省統計局「人口推計」2014年10月1日現在人口(2015年4月17日発表)にあわせて集計
調査期間:2016年1月15日から1月16日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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