スマホ・インターネットの利用実態調査2016 

2016年03月04日
カカクコムは、運営する購買支援サイト「価格.com」において、サイト利用者へのアンケート調査をもとに、2016年版「スマートフォン・インターネットの通信料金・利用実態調査」を発表しました。

近年、「格安SIM」や「格安スマホ」が各社から発売され、スマホの運用コストを節約したいユーザーのニーズを捉えて人気を呼んでいます。また、自宅でも固定回線の代わりにモバイルWi-Fiルーターを使うユーザーが増えるなど、通信サービスに関する利用者の選択肢は多様化しています。価格.comではこれまで、満足度の高いプロバイダを選出する「プロバイダ満足度ランキング」を発表してきましたが、さまざまな選択肢から自身に最適な通信手段を選びたいというニーズに応え、今年は、約5,000人のユーザーを対象に、スマートフォン・インターネットの利用実態と、事業者の満足度を調査しました。

【調査結果概要】

●スマホ、格安SIMについて
ファミリー層の格安SIM利用率は5%程度。2人世帯で49.7%、3人以上世帯で64.5%が大手携帯キャリアを利用しています。単身層では、30~40代の格安SIM利用率が13.6%と、比較的高めという結果でした(10~20代は5.3%、50~60代は4.4%)。
平均月額料金は、格安SIMが1,600~1,800円程度、大手携帯キャリアが約8,200~8,700円までにおさまっています。月間の平均データ通信量は、いずれの層も格安SIMは2~3.5GB程度、大手携帯キャリアは3~4.9GB程度となっていますが、10~20代の単身層は、格安SIM(3.5GB)、大手携帯キャリア(4.9GB)ともに通信量が多い結果に。事業者選びの際に重視するポイントは、格安SIM派は「月額料金の安さ」がトップ、大手携帯キャリア派は「家族割」と「電話番号が引き継げる」が上位となる傾向が見られます。

●自宅インターネット回線について
ファミリー層の光ファイバー利用率は60%超、モバイルWi-Fiルーター利用率は約6%となりました。また、10~40代単身層での利用率は、光ファイバーは約45%、モバイルWi-Fiルーターは約19%となり、モバイルWi-Fiルーターの利用率が高まる傾向にあります。また、光ファイバーを使っている理由は、「住居等の条件」「利用料金の安さ」が上位に、モバイルWi-Fiルーターを使っている理由は、単身層では「利用料金の安さ」、ファミリー層では「工事や手続き等、導入が容易」が上位にあがりました。


【調査概要】
調査対象:15歳~69歳の男女
調査方法:Webアンケート調査
調査期間:2016年2月10日~2016年2月12日
調査地域:全国
有効回答数:実態調査4,792人 満足度ランキング4,515人
実査委託先:マクロミル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カカクコム]
 マイページ TOP