スマホ利用調査(10代~40代の男女対象) 

2016年04月27日
ウェブクルーは、インターネットのアンケート調査を基に、スマートフォンを利用している人の傾向について発表しました。調査対象者:10~40代男女

【今回の調査を行った背景】

進学や就職といった新生活を始めるのを機に、スマートフォンを契約する人が多いと思います。スマートフォンは、手のひらサイズのパソコンとも言えるため、人によって使い方はさまざま。特に生まれたときからインターネットがある世代と、徐々にIT化が進んでくのを経験した世代とは大きな違いがあるはずです。そこで、新生活で出会うさまざまな年代の人とのコミュニケーションの参考にしていただくため、世代ごとにどのようにスマートフォンを使用しているのか調査を行いました。

【調査結果】

SNSはもう常識。各世代で共通して1位に

10代~40代の男女に対して、スマートフォンに関するアンケート調査を行いました。「スマホアプリのジャンルを使用頻度の高い順に3つ選んでください」という質問の回答を基に、世代ごとに利用頻度の高いスマートフォンアプリのジャンルの比率を以下のようにグラフにしました。

各世代で共通して「SNS・コミュニケーション」が1位という結果になり、ソーシャルネットワークを介したコミュニケーションが一般的になっていることをうかがわせる結果になりました。世代で利用頻度が共通しているのは、ほかに「インターネットサーフィン・ブックマーク」「カメラ」「メモ・日記」がありますが、その一方で、世代によって大きく差が出たジャンルがありました。

利用頻度が世代によって大きく異なるジャンルのひとつ「ゲーム」は、10代で25.7%と非常に高い結果になっているものの、世代が上がるごとに利用頻度は下がり、40代では13.1%しかありません。逆に「ニュース」は、10代が1.0%しかいないのに対して、40代では9.5%がよく利用するアプリのジャンルとして挙げています。これは、10代は学生が多く、スマートフォンの使い方がホビー寄りなのに対して、就業している人が多い20代以降は、仕事の情報収集などにも使っているため、こういった違いが表れたと思われます。

メールの利用に世代の差がくっきり

「メール」は、10代が1.9%なのに対して、40代は9.5%と利用頻度に大きな差が出ました。20代、30代でも、「メール」は40代の半分ほど、という結果になりました。30代以下では、「メール」はコミュニケーションツールとしてあまり利用されていないようです。

このことから、10代は連絡やコミュニケーションをほぼ「SNS・コミュニケーションアプリ」で済ませているのに対し、40代は「メール」も頻繁に使用している人もいることがうかがえます。ちなみに「利用頻度の高いスマホアプリを3つ答えてください」という質問の回答では、SNS・コミュニケーションアプリの「LINE」が最も利用されているという結果になりました。

初めて持った携帯電話がスマートフォンという人が珍しくない10代と、IT機器が徐々に進化していくのを経験している40代では、スマートフォンの使い方に違いがあり、コミュニケーションの方法にも差が表れるのだと思われます。「『LINE』でしか連絡しない」「『メール』じゃなければダメ」と自分の使い方を相手に押し付けず、世代ごとに違うスマートフォンの使い方を理解すると、スムーズにコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。


【調査概要】
調査方法: インターネット調査
調査期間:2016年3月
調査エリア:全国
調査対象者:10~40代男女
有効回答数:1,000

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[ウェブクルー]
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