インターネットに関する調査(18歳以上の男女対象) 

2016年10月26日
立教大学の経営学部春学期科目「eビジネス&マーケティング」(担当:大嶋淳俊 先生)を受講した学生と総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、今回2016年8月5日(金)~2016年8月8日(月)の3日間、全国の18歳以上の男女1000人を対象に「インターネット」をテーマにしたインターネットリサーチを共同で実施いたしました。

<調査背景>

インターネットにどっぷりと浸る若者世代は、「ネット依存」や「スマホ中毒」、「歩きスマホ」など様々な形でメディアに紹介されています。わずかな暇があればインターネットを利用するのが当たり前となっている若者は多く、“ネットが大好きな世代”だと思われがちですが、はたして本当にそうでしょうか?そこで今回は、全国の18歳以上の男女1000人を対象に「インターネットの1日の利用時間」や「インターネットの中で距離をおきたいもの」など、「インターネット事情」に関する調査を行ないました。

【調査結果】

Q1. あなたが、1日にインターネットを利用する時間をお答えください。(単数回答)【n=1000】

1日にインターネットを利用する時間についてお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「1~2時間未満」26.5%となりました。「5時間以上」と回答した方を年代別で比較をしてみると、最も多く回答したのは20代以下で20.5%、対して40代が最も少なく9.5%となりました。

Q2. インターネットの利用目的ごとの1日の利用時間をお答えください。(単数回答)【n=1000】

インターネットの利用目的ごとの1日の利用時間をお聞きしたところ、「60分以上」と回答した方が最も多い項目は「検索やニュースの閲覧など情報収集」、次いで「動画サイトの閲覧」となりました。
性年代別で比較したところ、検索やニュースの閲覧など情報収集について「10分未満」と回答した方は20代以下の男性が最も低く12.0%、20代以下の女性が最も高く38.0%となりました。

Q3. あなたは、何をしながらインターネットを利用しますか。(複数回答)【n=1000】

何をしながらインターネットを利用するかをお聞きしたところ、全体で最も多い回答は「テレビを観ている時」となり、60.9%の方が回答しました。年代別で比較すると、「音楽を聴いている時」と回答した方は他年代と比べ20代以下が最も多く35.5%、「何かをしながらインターネットを利用することはない」と回答した方は60代が最も多く38.5%となりました。

Q4. あなたはインターネットから離れたいと思うことがありますか。(単数回答)【n=1000】

インターネットから離れたいと思うことがあるかをお聞きしたところ、インターネットから離れたいと回答した方(よく離れたいと思うことがある6.1%+たまに離れたいと思うことがある36.6%)は全体で合計42.7%となりました。年代別でみると離れたいと回答した方が最も多かったのは30代で合計47.5%、次いで50代が合計45.0%となりました。

Q5. あなたが、インターネットを利用する際、距離をおきたいと思うものをお答えください。(複数回答)【n=427】

インターネットから離れたいと思うことがあるとお答えした方に、距離をおきたいと思うものをお聞きしたところ、「検索エンジンやニュースサイト」が全体で39.8%、「SNS」が32.8%、「ネットショッピング」が32.6%となりました。年代別でみると「検索エンジンやニュースサイト」と最も多く回答したのは30代で53.7%、「動画閲覧サイト」は60代以上で40.3%という結果となりました。

Q6. あなたがインターネットから離れたいと思うことがあるのはどのような時ですか。(複数回答)【n=427】

インターネットから離れたいと思うことがあるとお答えした方に、どのような時にインターネットから離れたいと思うかをお聞きしたところ、全体で最も多かったのは「インターネットばかり見て時間を無駄にした時」76.6%、次いで「仕事や勉強が手につかなかった時」22.5%、「友人や家族との時間をないがしろにした時」17.3%となりました。

Q7. あなたがインターネットから離れたいと思った理由をお答えください。(複数回答)【n=427】

インターネットから離れたいと思った理由をお聞きしたところ、全体で6割以上の方が「時間を無駄にしていると思うから」と回答する結果となりました。性年代別で比較すると、20代以下の女性は「SNSなどで他人の生活をチェックすることに嫌気がさしたから」22.5%、「SNSなどで自分の生活を共有することに嫌気がさしたから」20.0%と離れたい理由をSNSと回答した方が他の性別・年代と比べ多い結果となりました。

Q8. あなたがインターネットから離れるために意識的にしている行動をお答えください。(複数回答)【n=427】

インターネットから離れるために意識的にしている行動をお聞きしたところ、「インターネットから離れるためにしている行動はない」と答えた方が全体で38.4%と約6割の方がインターネットから離れるために意識的に何か行動をしていることがわかりました。年代別で比較すると、「インターネットを利用しない時間を意識的につくる」と回答した方は60代以上が最も多く41.6%、20代以下が最も少なく、19.0%の方が回答しました。

Q9. 下記のSNSの中から中毒性があると思うものをお答えください。(複数回答)【n=1000】

SNSの中から中毒性があると思うものをお聞きすると、半数以上の方が「中毒性があると思うSNSはない」と回答する結果となりました。年代別で比較したところ、20代以下は「Twitter」と回答された方が最も多く、その他の年代は「LINE」と回答する方が最も多い結果となりました。


【調査概要】
・調査の方法:株式会社ネオマーケティングの運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、インターネットを利用している全国の18歳以上の男女を対象に実施
・有効回答数:1000名(20代以下、30代、40代、50代、60代以上の男女:各100名)
・調査実施日:2016年8月5日(金)~2016年8月8日(月)
・調査立案者:立教大学経営学部国際経営学科4年次1名

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[ネオマーケティング]
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