携帯電話に関する意識調査 

2016年04月15日
オークネットは、携帯電話に関するアンケート調査を実施。

【調査結果概要】

●携帯電話所有率は97.6%となり、2014年と比べると+4.7p増加した。スマホユーザーは増加、フィーチャーフォンユーザーは減少した。

●携帯電話種類別の月額費用は、従来のスマホ「 ~9,000円未満」(30.9%)、格安スマホ「3,000円未満」   ( 47.5%)、フィーチャーフォン「3,000円未満」(55.9%)がそれぞれ最多となった。

●月額費用が利用頻度に見合っているかは、「見合っている」が38.7%、「見合っていない」が40.5%となり、2014年と比較すると「見合っていない」と回答したユーザーが+10.5pと最も増加した。

●従来のスマホユーザーは増加しているものの、同時に月額費用に不満を感じているユーザーも増加した。

●近年、携帯電話料金の高止まりが懸念されているが、料金の引き下げだけでなく、利用頻度に見合う料金プランのさらなる拡充が今後ユーザーから求められるだろうと、当研究所では考える。


【調査結果】

オークネット総合研究所では2014年に引き続き、携帯電話に関する意識調査を実施した。
まず、携帯電話所有率は97.6%となり、2014年と比較すると+4.7pと増加した。[図1、表1]  
内訳は、スマートフォン(以下、スマホ)70.7%、フィーチャーフォン26.9%となり、2014年と比較すると所有率はスマホユーザーは増加し、フィーチャーフォンユーザーは減少した。[図2、表1]

次に、月額費用を携帯電話種類別に確認すると、最多となった価格帯は従来のスマホ「 ~9,000円未満」30.9%、格安スマホ「3,000円未満」 47.5%、フィーチャーフォン「3,000円未満」55.9%となった。全体では各価格帯の回答率に大きな差は見られず、ユーザーが支払っている月額費用にばらつきがあることが分かった。[図3]  
この月額費用のばらつきから、ユーザーの利用方法や頻度なども異なることが推測される。

続いて、月額費用は利用頻度に見合っているかを尋ねると、「見合っている」が38.7%、「見合っていない」が40.5%となった。[図4]
2014年と比較すると、「見合っている」「見合っていない」ともに増加した。[表2]
さらに、携帯電話種類別に確認すると、「見合っていない」と回答した従来のスマホユーザーが+3.8p増加し、従来のスマホユーザーが最も月額費用に不満を感じていることが分かった。[表3]

以上のことから、従来のスマホユーザーは増加しているものの、同時に月額費用に不満を感じているユーザーも増加していることが分かった。近年、スマホは生活に密着した必要不可欠な情報端末になりつつあるが、利用料金や利用頻度はユーザーによって異なると推測される。近年、携帯電話料金の高止まりが懸念されているが、料金の引き下げだけでなく、利用頻度に見合う料金プランのさらなる拡充が今後ユーザーから求められるだろうと、当研究所では考える。


【調査概要】
調査方法:インターネット上から回答
調査期間:2016年1月28日(木)~2016年2月10日
回答数:1,329人
調査企画:オークネット総合研究所

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オークネット]
 マイページ TOP