夏休みの宿題に関する調査(小学生の子供を持つ親対象) 

2016年07月22日
アクトインディが企画運営する国内最大級の子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』は、子育て中の親を対象に2016年度の「夏休みの宿題」についてのアンケート調査を実施しました。

【調査結果のポイント】

1)子供が苦手な夏休みの宿題は「作文・読書感想文」と「自由研究」
2)子供の夏休みの宿題を手伝う親は約8割
3)親が手伝う夏休みの課題TOP3は「自由研究」、「作文・読書感想文」、「工作」
4)【夏休みの宿題への取り組み・親と子供の今昔比較】 親世代よりも計画的に進行する子供たち

【調査結果】

1)子供が苦手な夏休みの宿題は「作文・読書感想文」と「自由研究」

Q.子供が最も苦戦している夏休みの課題は何ですか?(単一解答 N=152)
子供が最も苦戦している夏休みの宿題第1位は「読書感想文」(38%)。そして、第2位は「自由研究」(32%)が僅差で続き、自分の考えや調べた知識をまとめる作業に苦戦していると言える。続いて「工作」(10%)、「課題帳」(7%)、「プールに行くこと」(5%)、「ポスター」(4%)、「ラジオ体操に行くこと」(1%)という結果に。

2)子供の夏休みの宿題を手伝う親は約8割

Q.子供の夏休みの宿題を手伝ったことがありますか?(単一解答 N=154)
子供の夏休みの宿題を「ほとんど手伝う」と回答した親は6%、「手伝うものもある」と回答した親は77%で、両者を合算すると83%の親が子供の宿題を手伝った経験があるという結果に。

「手伝う」と回答した親のフリーコメント
・自由研究は、アイデアが思い浮かばなかったので、どういうものだったら自分でできるか、どういうふうに進めていけばいいかを一緒に考えながら進めました。(7歳男児の母親)
・低学年のうちは、読書感想文など、書き方を教えないと、初めての取り組みなので難しいと感じたから。(7歳男児の母親)
・始めは放っておくのですが、やらないで行かせるのも先生に何か言われるので、最終的には手伝ってしまいます。(10歳男児の母親)

3)親が手伝う夏休みの課題TOP3は「自由研究」、「作文・読書感想文」、「工作」

Q.夏休みの宿題で、何を手伝っていますか?(複数回答 N=128)
Q.左記の中で、最も多く手伝う宿題はどれですか?(単一回答 N=128)
親が最も多く手伝う宿題のTOP3は「自由研究」(49%)、「作文・読書感想文」(22%)、「工作」(19%)という結果に。特に「自由研究」は、宿題を手伝うと回答した親の約半数がサポートを行っており、フリーコメントでもテーマ設定や自由研究に必要な材料の買い出し、まとめ方など、全般にわたって親がフォローしている姿が見られた。子供たちの苦手意識がそのまま進行の遅れにも影響するようで、期日に間に合わせるために手伝うというコメントも数多く寄せられた。

【補足:2014年度、2015年度同調査の結果と比較】
◆子供が苦手な宿題の上位は、「作文・読書感想文」と「自由研究」の2つで3年連続変わらず。
◆親が宿題を手伝う割合(2014年:83%、2015年:77%)→例年約8割の親が宿題を手伝っている。
◆親が手伝う夏休みの宿題→順位変動はあるが、「自由研究」、「作文・読書感想文」、「工作」が3年連続でTOP3入り

4)【夏休みの宿題への取り組み・親と子供の今昔比較】親世代よりも計画的に進行する子供たち

Q.自身(親)が小学生だった頃と、現在の子供の宿題への取り組み方をそれぞれ教えてください(自身と子供の取り組み方をそれぞれ単一回答 N=212)
親自身が小学生だった頃と子供の宿題への取り組み方を比較すると、「夏休み終了直前に慌てて終わらせる」が、親世代が28%に対し、子供は18%と低く、「毎日計画的に進めていく」が、親世代が14%に対し、子供は24%とやや多くなった。「宿題を終わらせずに始業式を迎える」も、親世代が6%に対し、子供は0.7%と、今の小学生の方が計画的に進行し、期日前にしっかり終わらせている印象。子供任せにせず、約8割の親が子供の宿題を手伝うことで、昔と比べて、より期日を意識した取り組みになっていると思われる。


「子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』調べ」

【調査概要】
実施方法: 『いこーよ』サイト上で実施
実施期間: 2016年6月6日~7月4日
有効回答数: 212名 ※設問により異なる。詳細は各質問項目を参照
回答者プロフィール: 小学生の子供を持つ全国の親

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いこーよ]
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