ニールセン グローバルデジタル広告ベンチマーク調査 

2016年11月24日
ニールセンは、「ニールセン グローバルデジタル広告ベンチマーク調査」の結果を発表しました。

「ニールセン グローバルデジタル広告ベンチマーク調査」によれば、広告主と広告代理店のメディア計画と購入が習熟するにつれ、デジタル広告キャンペーンが意図した消費者にリーチする割合は、アジア太平洋地域の多くのデモグラフィック属性グループ、特に、需要の多い18~34歳の年齢層で大幅に向上しています。

ニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)で測定された北米地域、ヨーロッパ、南米地域、及びアジア太平洋地域の17ヵ国での47,000件を超えるデジタル広告キャンペーンを評価した結果、アジア太平洋地域では、18~34歳の消費者を意図したデジタル広告のオンターゲット率(ターゲットに対して到達したインプレッションの割合)が最も高いことが明らかになりました。この層の消費者をターゲットにした広告キャンペーンでは、総インプレッションの63%が意図した消費者に到達しており、2015年の53%から大幅に向上しています。最も上昇幅が大きかったのは、18~34歳の女性をターゲットにしたキャンペーンで、オンターゲット率は15%増加して51%となりました。

様々なプラットフォームで、幅広い消費者層へのリーチという点では、PC広告は、未だにモバイル広告の効率を上回っています。18~49歳を対象としたPC広告は、モバイル広告の66%に対して70%のオンターゲット率を達成しています。逆に、より狭い範囲の消費者層、例えば18~34歳の年齢層に対しては、モバイル広告のオンターゲット率は高く、PC 広告の61%に対してモバイル広告は65%がターゲットの消費者にリーチしています。

商品カテゴリ別では、コンピューター・電子機器と旅行のデジタル広告キャンペーンはターゲットの消費者にリーチすることができており、それぞれオンターゲット率は68%と67%です。自動車及び消費財部門は、それぞれデジタル広告の47%と43%が意図した消費者にリーチしています。

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[ニールセン]
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