スマートフォン・アプリの実利用データを用いた新たな実態調査 

2018年01月29日
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、フラー、立教大学社会学部メディア社会学科・木村忠正研究室とともに「スマートフォンの実利用データに関する調査研究会(LDASU:Log Data Analysis of Smartphone Use)」を立ち上げ、スマートフォンにインストールされたアプリケーションの実利用データを分析することで、インターネット利用の実態や人々のライフスタイルの把握を試みています。このほど実際の取り組み成果として、独自調査の結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

【調査結果の概要】

本調査の結果として、下記の点が明らかとなりました。

● アプリケーションの所持と利用の関係
・スマートフォンにインストールしたアプリの8割は、日常生活のなかで使われていない。
・全体の1割超のユーザーが共通して利用するアプリの数は30に満たない。広く利用されるアプリの数は限定的。

● アプリケーションの利用実態
・1日のうちで利用率が最も高まるのは、平日・休日ともに18時台。
・平日と休日ではアプリの利用率が高まる時間帯に差異がみられ、実利用データから利用者の生活行動や生活リズムなどを推察できる。

● 調査手法としての有用性
・従前のインターネット利用に関する社会調査結果と本研究会におけるスマートフォンの実利用データの分析結果には「類似点」と「相違点」がみられる。
・実利用データを詳細に分析検討するとともに、従前の社会調査の結果との比較検証を進めることで、データ及び方法論の妥当性を高めていくことが重要と考える。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[三菱UFJリサーチ&コンサルティング]
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