ペットの花粉症に関する調査(犬・猫飼育者対象) 

2018年02月28日
アイペット損害保険は、犬・猫(以下、「ペット」)飼育者の719名を対象に、ペットの花粉症に関するアンケート調査を実施しました。

2016年に行った同調査の結果と同様に、ペット飼育者の約半数がペットにも花粉症があることを知っているということがわかりました。また、犬飼育者と猫飼育者とで認知度や対策に差があることもわかりました。

【調査結果サマリー】

・ペットにも花粉症があることを知っている犬飼育者は55.0%、猫飼育者は43.8%
・花粉の飛散量が多い時期に見られるペットの症状は、犬・猫ともに「くしゃみ」が最多
・花粉の飛散量が多い日は、犬の散歩時間は減少傾向にある
・ペットのための花粉症対策で最も多い回答は犬飼育者が「家に入る前にブラッシングや体を拭くこと」、猫飼育者は「空気清浄機を使うこと」
・自分自身のための花粉症対策で最も多い回答は犬・猫飼育者共に「空気清浄機を使うこと」

【調査結果】
 
調査結果1.ペットにも花粉症があることを知っている犬飼育者は55.0%、猫飼育者は43.8% 
ペットにも花粉症があることを知っているかをお聞きしたところ、犬飼育者は55.0%、猫飼育者は43.8%が「知っている」と回答しました。犬飼育者の方が、猫飼育者より認知度が上回る結果となりました。また、全体としては50.6%となり、2016年の同調査では、48.3%だったので認知度はわずかに上がっているということがわかります。

また、飼育者自身が花粉症である場合の方が、ペットの花粉症についての認知度も高いことがわかりました。犬飼育者かつ花粉症である場合は、78.8%、猫飼育者で花粉症である場合は70.7%といずれもペットの花粉症についての認知度が7割を超える割合となりました。反対に、飼育者自身が花粉症ではない場合には、犬飼育者の場合が57.4%、猫飼育者の場合は45.6%となり、花粉症がある飼育者とは差が見られる結果となりました。

調査結果2.花粉の飛散量が多い時期に見られるペットの症状は、犬・猫ともに「くしゃみ」が最多
花粉の飛散量が多い時期に見られるペットの症状についてお聞きしたところ、「特になし」が最多となりましたが、症状のうち、最も多かったものは犬・猫共に「くしゃみをする」でした。また、花粉症の症状は「特になし」と答えた犬飼育者は43.2%、猫飼育者は57.3%ということから、犬の方が猫よりも花粉症の症状が見られる割合が多いことが伺えます。散歩で外に出る犬の方が、原因となる花粉が皮膚についてしまう機会が多いということが理由と言えるのかもしれません。

調査結果3.花粉の飛散量が多い時期は、犬の散歩時間は減少傾向にある
続いて、犬飼育者に、花粉の飛散量が多い時期と少ない時期での散歩時間についてお聞きしましたところ、1時間以上散歩する6.2%の方を除くと、散歩時間が減少傾向にあることがわかりました。

調査結果4.ペットのための花粉症対策で最も多い回答は犬飼育者が「家に入る前にブラッシングや体を拭くこと」、猫飼育者は「空気清浄機を使うこと」
ペットの花粉症について知っていると回答した人に、花粉対策としてペットのために行っていることをお聞きしたところ、「特になし」が多くを占めました。花粉症対策のうち、最多となったのは犬飼育者が「家に入る前にブラッシングや体を拭くこと」が30.3%、猫飼育者は「空気清浄機を使うこと」が22.8%となりました。犬と猫では、散歩の習慣有無が現れた結果と言えるのではないでしょうか。

調査結果5.自分自身のための花粉症対策で最も多い回答は犬・猫飼育者共に「空気清浄機を使うこと」
ペット飼育者の皆さまに、自分自身のための花粉症対策をお聞きしましたところ、「特になし」が最多となりました。花粉症対策をしている方のうち、最多となったのは犬・猫飼育者共に「空気清浄機を使うこと」でした。続いて多かったのは、犬・猫飼育者共に「外出時の服装を工夫する。(マスク、メガネ等)」という回答でした。

本調査の結果から、犬飼育者と猫飼育者で花粉症の認知度及び対策に差があることがわかりました。犬と猫では、散歩の習慣有無などが影響しているのかもしれません。また、ペットの花粉症の認知度は約半数ということから、まだ自身のペットが花粉症ということに気づいていない場合もあることが伺えます。


【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者
調査人数:男女719名
調査期間:2018年2月8日
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アイペット損害保険]
 マイページ TOP