夏休みの宿題に関する調査(小学1年生から6年生までのお子様を持つ方対象) 

2018年08月23日

「らくらく連絡網」を運営するイオレは、小学1年生から小学6年生までのお子様を持つらくらく連絡網会員692名に対し、『夏休みの宿題に関するアンケート調査』を実施いたしました。

調査結果


1.夏休みの宿題の進め方に関する相談

夏休みの宿題の進め方に関するお子様との相談の有無についてお聞きしたところ、73.6%が『相談した』と回答しました(【グラフ1】)。また、相談した理由について尋ねると、『進め方を相談しないと、後に溜めてしまうから』や『宿題の量を確認したかったから』が上位となり(【グラフ2】)、相談しなかった理由には『子どもの自主性に任せているから』という子どもへの信頼による回答や、『進め方を相談しても、その通りには進まないから』という半ば諦めに近い回答も見られました(【グラフ3】)。

2.夏休みの宿題の手伝い

「お子様の夏休みの宿題を手伝う予定/手伝ったか(以下「手伝う」)、手伝わない予定/手伝わなかったか(以下「手伝わない」)」について質問したところ、58.4%が『手伝う』と回答しました(【グラフ4】) 。
『手伝う』と回答した理由は、『子どもの苦手な内容があるから』、『手伝わないと間に合わないかもしれないから』、『難易度や危険度が高く、子どもだけでは取り組めない部分があるから』の順となり、子どもの困難を助ける目的の回答が上位となりました( 【グラフ5】)。一方、『手伝わない』理由の上位は、『自分の力で乗り越えてほしいから』、『子どもの宿題を手伝うと、子どもの為にならないから』となり、「子どもの成長を考慮し、手伝わない」という傾向にあることがわかりました(【グラフ6】) 。

続いて、お子様の夏休みの宿題を手伝っている方に、「何年連続で手伝っているか」について尋ねました。小学校入学から2年連続となる2年生は87.5%、3年生では58.1%まで減少します。しかし、4年生、5年生になるにつれ減少の幅が狭まっていることから、入学から3年連続で宿題を手伝うと、4年生、5年生に進級しても引き続き手伝ってしまうケースが多いようです。小学3年生の子どもの宿題を3年連続で手伝うか否かが、その後の夏休みの宿題の自主性に影響してくると言えるでしょう(【グラフ7】)。

3.夏休みの宿題の種類

夏休みの宿題の種類は、『計算ドリル』、『漢字ドリル』、『自由研究』が上位となりました(【グラフ8】)。また、「昨年の夏休みに取り組みが遅れ、子どもが最後まで苦しんだ宿題」の上位は、『読書感想文』、『自由研究』、『絵画・工作』でした(【グラフ9】)。『漢字ドリル』や『計算ドリル』のように問題を解く課題よりも、自分の考えを表現したり、感性を具現化する宿題に苦労する傾向は継続しており、その傾向は過去3年と変わらないようです(【グラフ10(参考)】)。それに伴い、「親が手伝う宿題」の上位も、『自由研究』、『絵画・工作』、『読書感想文』となりました(【グラフ11】)。

4.親自身の子ども時代の夏休みの宿題

小学1年生から6年生の子どもを持つ親の皆様に、「ご自身の子ども時代の夏休みの宿題の取り組み」について質問しました。進め方について親と相談した人はおよそ5人に1人(【グラフ12】)で、今のお子様とは逆の結果になりました。また、過半数が親から宿題を手伝ってもらっており、こちらは現在と大差ないことがわかりました(【グラフ13】)。

続いて、子どもと親それぞれが、夏休みの宿題においてどのようなタイプかについて尋ねました(【グラフ14】) 。 子どもは『計画的に毎日、少しずつ取り組む』、『得意・好きな宿題は早めに取り組む』、『苦手・嫌いな宿題は後回しにする』、『自分の力だけでは終わらさせられず、周りの力を借りる』の順となりました。一方、親が子どもだった頃は、『得意・好きな宿題は早めに取り組む』、『ノープランで、最後に慌ててやる』、『計画的に毎日、少しずつ取り組む』の順となりました。中でも、『ノープランで、最後に慌ててやる』と『自分の力だけでは終わらせられず、周りの力を借りる』では子どもと親の間に大きく差があり、ノープランで最後に慌てて取り組む子どもは減少傾向ですが、独力では終わらせられず周囲の力を借りるタイプが増加傾向にあることがわかりました。

「らくらく連絡網調べ」

調査概要


■調査対象:小学1年生から6年生までのお子様を持つ全国の「らくらく連絡網」会員 692名(男性 139名、女性553名)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査時期:2018年8月2日(木)~8月12日(日)

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[イオレ]
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