防災に関するアンケート調査(12歳以下の子どもを持つ保護者対象) 

2018年08月27日

アクトインディが企画運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者750名を対象に、「防災に関するアンケート」を実施しました。

調査結果のポイント


  • 家族の安否が最大の不安であるにも関わらず、連絡方法をあらかじめ話し合って決めている家族は4割のみ
  • 平日の日中に地震が起きたら、6割超の家族は大人と子どもで居場所がバラバラに。子どもの安否確認では電話連絡網など、非常時には機能しない可能性がある連絡手段も多い
  • 災害時の情報源ではスマホがメイン。Webのニュースアプリが圧倒的に多い。理由は「日頃よく使っているから」

調査結果


1. 家族の安否が最大の不安であるにも関わらず、連絡方法をあらかじめ話し合って決めている家族は4割のみ

地震発生時・事後で不安なことを聞いたところ、「家族の安否」が79%と圧倒的に多く、「家族との連絡手段」も約6割が不安と回答している。しかし、地震への対策として家族で準備していることは、水や食料、懐中電等などのストックが中心で、「家族との安否連絡方法の確認」を事前にしている人は4割程度に留まった。

地震発生時・発生後に不安なこと
・家族の安否 79%
・建物の倒壊 59%
・家族との連絡手段 58%
・食料の確保 58%
・水道や電気などの生活インフラ 56%

地震への対策として家族で準備していること
・保存用の水や食料などのストック 57%
・懐中電灯などの明かりの準備 55%
・家族との安否連絡方法の確認 42%
・緊急地震速報の設定 40%
・家具の転倒や落下防止対策 27%

地震が起きたらどうするかを家族で話し合う頻度は、「地震ニュースがある度にする」というのが44%と最多だが、「ほとんどしたことがない」「まったくしたことがない」を合わせると37%もおり、日頃から防災について話し合っていない家族が多くいることが浮き彫りになった。

2. 平日の日中に地震が起きたら、6割超の家族は大人と子どもで居場所がバラバラに。子どもの安否確認では電話連絡網など、非常時には機能しない可能性がある連絡手段も多い

平日の日中(8時~17時)は、親など保護者の84%が職場におり、日中に地震が起きた場合、祖父母などが自宅にいる家庭を除くと63%が子どもをすぐ迎えに行けないなど子どもと居場所がバラバラになることが予想される。

子どもの安否確認は「学校や園への問い合わせ(34%)」や「学校や園からの連絡待ち(29%)」がメインだが、学校・幼稚園・保育園からの緊急時の連絡手段では「電話連絡網(32%)」がまだまだ多く、震災下で電話通信網が麻痺したり、連絡先の人が電話に出ないような状況になることも想定すると、この連絡手段が正常に機能するか大きな不安が残る。

また、「子どもとの連絡手段を決めていない」という人が28%、学校などからの緊急時の連絡手段が「わからない」という人も16%おり、緊急時に子どもの安否確認や連絡が取れない人が出現する可能性が危惧される。

災害時の家族の大人同士の連絡手段としては「LINEなどのチャット(52%)」「携帯電話(50%)」などスマホが主で、連絡手段はスマホに依存している。災害時では電源の確保が命綱と言えるだろう。

3. 災害時の情報源ではスマホがメイン。Webのニュースアプリが圧倒的に多く、使う理由は日頃よく使っているから

災害時に情報収集に利用する媒体としては、「テレビ(84%)」と「スマホ・タブレット(81%)」の2つが多いが、最も利用する媒体となると「スマホ・タブレット(50%)」が「テレビ(35%)」を上回る。

ネット上の情報源としても、「Webのニュースサイト・アプリ(62%)」が圧倒的に多く、「行政・自治体のサイト・アプリ(19%)」、「新聞社のサイト・アプリ(13%)」などを大きく上回っている。

自由回答に書かれた利用理由をみると、ユーザーは、日頃よく使っている「Webのニュースサイト・アプリ」を災害時も見る習慣があり、日常的に利用していない「行政や自治体のサイト・アプリ」や「新聞社のサイト・アプリ」に、災害時だからといって急に情報を見にいくという行動になりにくいようだ。一方で、情報の正確性・信頼性で「NHKのサイト・アプリ(37%)」、情報の速さと共有性で「SNS(33%)」は併用して利用しているという様子が自由回答からも見て取れた。

災害時のネット上の情報源を利用する理由(抜粋)
【WEBニュースサイト・アプリ】
いつも見ているニュースサイトをまず見ると思う。(2歳女の子の40代前半ママ)
災害情報にかかわらず、良く見ている情報源のため。(1歳と3歳男の子の30代後半パパ)
普段から使っているので、使い勝手がよく分かっている。(2歳女の子の30代前半ママ)
スピードが早いイメージ。複数の媒体を網羅している。(6歳女の子、10歳と12歳男の子の40代前半ママ)

【NHKのサイト・アプリ】
NHKが一番信用できる(5歳女の子の40代前半ママ)
いざというときNHK(1歳男の子の30代後半パパ)
一番偏りがなく、間違いない情報が得られると思うから。(1歳と4歳女の子の30代前半ママ)

【SNS(Facebook・Twitter・Instagramなど)】
Facebookで住んでいる地域情報が交換できるグループに入っていて、欲しい情報がリアルタイムに集まっているから。(6歳女の子と8歳男の子の40代前半ママ)
FacebookやTwitterは、各地に住む人からの投稿が有るので現状が良くわかるから。(0歳男の子と1歳女の子の20代後半ママ)
Twitterが一番情報が早い。たまにデマ情報もありますが、ちゃんと見極まれば便利。(0歳と2歳男の子の30代前半ママ)
情報が多いのでニュース報道以外のことも知ることができるので。(4歳の男の子2人の30代後半パパ)

「子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ」

調査概要


実施方法: 「いこーよ」サイト上で実施
回答者プロフィール: 12歳以下の子どもを持つ保護者
実施期間: 2018年7月2日~2018年8月6日
有効回答数: 750名

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