小中学生のスポーツに関する意識調査 

2018年09月25日

バンダイは、10 月 8 日(月・祝)の「体育の日」および「スポーツの秋」に向けて、小学 1 年生~中学 3 年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900 人を対象に、「小中学生のスポーツに関する意識調査」を実施しました。
〈実査期間 2018 年 8 月 17 日(金)~8 月 19 日(日)〉

調査結果概要


TOPIC①:

  • 好きなスポーツ選手 野球・大谷翔平選手が初の小中学生総合 1 位に!
    2 位は羽生結弦選手、3 位は浅田真央さんとなり、フィギュアスケート選手は安定の人気。
  • 水泳・池江璃花子選手は初の TOP10 入りを果たし、最近の活躍ぶりを感じる結果に!
TOPIC②:
  • 体育の授業以外で行っているスポーツの総合 TOP3 は、4 年連続「水泳」、「サッカー」、「テニス」。「野球」は 2 年ぶりに TOP5 にランクイン。
  • 「サッカー」では「そのスポーツが好きだから」という子どもの意向、「水泳」は「体力づくり」という親の意向が強く表れる結果に。
TOPIC③:
  • 子どものスポーツにかける年間費用の平均金額 51,478 円。
  • 平均金額のボリュームゾーンは「10,000 円~49,999 円」(29.7%)。

調査結果


TOPIC①:好きなスポーツ選手 野球・大谷翔平選手が初の小中学生総合 1 位に!
2 位は羽生結弦選手、3 位は浅田真央さんとなり、フィギュアスケート選手は安定の人気。
水泳・池江璃花子選手は初の TOP10 入りを果たし、最近の活躍ぶりを感じる結果に!

【好きなスポーツ選手】 (単一回答 n=900)
男女総合TOP10
1位 大谷翔平 (野球) 10.7%
2位 羽生結弦 (フィギュアスケート) 8.2%
3位 浅田真央 (フィギュアスケート) 6.4%
4位 香川真司 (サッカー) 4.2%
4位 本田圭佑 (サッカー) 4.2%
4位 錦織圭 (テニス) 4.2%
7位 イチロー (野球) 4.0%
8位 池江璃花子 (水泳) 2.8%
9位 本田真凜 (フィギュアスケート) 2.4%
10位 内村航平 (体操) 2.0%

男子TOP5
1位 大谷翔平 (野球) 15.1%
2位 香川真司 (サッカー) 7.8%
2位 本田圭佑 (サッカー) 7.8%
4位 羽生結弦 (フィギュアスケート) 5.6%
5位 イチロー (野球) 5.3%

女子TOP5
1位 浅田真央 (フィギュアスケート) 11.8%
2位 羽生結弦 (フィギュアスケート) 10.9%
3位 大谷翔平 (野球) 6.2%
4位 池江璃花子 (水泳) 4.9%
4位 本田真凜 (フィギュアスケート) 4.9%

好きなスポーツ選手について聞いたところ、野球の大谷翔平選手が初の総合 1 位となり、昨年 5 位から大きく順位をあげました。選んだ理由としては、「二刀流がかっこいい」、「海外で活躍しているから」といった声があがり、メジャーリーグで活躍している姿を子どもたちも注目していることがうかがえます。
2 位には羽生結弦選手、3 位には昨年 1 位だった浅田真央さんが現役引退後もなおランクインしており、フィギュアスケート選手の安定した人気が読み取れます。
また、水泳の池江璃花子選手が初の TOP10 入りで 8 位となり、最近の活躍ぶりを感じる結果となりました。

男女別にみると、男子 2 位には同率で、サッカー選手の香川真司選手、本田圭佑選手がランクイン。大谷翔平選手を選んだ理由同様、「海外で活躍しているから」、「プレーがかっこいいから」との声が多くあがっており、海外を拠点に第一線で活躍している姿が支持される傾向にあるようです。
女子 TOP5 では、昨年に続き浅田真央さんをはじめ、羽生結弦選手や本田真凜選手のフィギュアスケート 3 選手がランクイン。選んだ理由としては、「容姿がかわいいから/かっこいいから」に加えて、「礼儀正しい」、「真面目・謙虚だから」などがあがっており、選手の性格や、競技に向き合う姿勢についても支持されていることが読み取れました。なお、今回総合 1 位となった大谷翔平選手は男女ともに TOP5 入りを果たしており、男女問わず憧れの存在になっていることがわかりました。

TOPIC②:体育の授業以外で行っているスポーツの総合 TOP3 は、4 年連続「水泳」、「サッカー」、「テニス」。「野球」は 2 年ぶりに TOP5 にランクイン。
「サッカー」では「そのスポーツが好きだから」という子どもの意向、「水泳」は「体力づくり」という親の意向が強く表れる結果に。

「体育の授業以外でスポーツをしているか」を聞いたところ、全体で 60.6%(男子 68.2%、女子 52.9%)でした。
行っているスポーツについては、4 年連続 TOP3 のランキングに変動はなく、総合 1 位「水泳」(15.7%)、2 位「サッカー」(8.9%)、3 位「テニス」(5.0%)となり、3 スポーツの根強い人気がわかる結果となりました。また、「野球」(3.9%)は 2 年ぶりに TOP5 にランクインしました。

男女別にみると、「野球」が一昨年 4 位、昨年 7 位から、順位を上げて男子 3 位にランクインしました。女子TOP3 は「水泳」、「ダンス(チアリーディング等含む)」、「テニス」という結果に。「ダンス」は昨年の 3 位から順位を 1 つ上げ、2 位となりました。保健・体育で必修化となってから 7 年が経ち※、スポーツとして定着しているようです。また、今年の調査結果では、男女共に「バスケットボール」が TOP5 にランクインしており、近年の国内での「バスケットボール」の盛り上がりの影響の大きさがうかがえます。

また、親と子どもそれぞれに、そのスポーツをしている理由(複数回答)について聞いたところ、「サッカー」、「野球」、「ダンス」では子どもの「そのスポーツが好きだから」という意向が強く表れ、特に「サッカー」においては 73.8%となりました。また、「バスケットボール」においては、「友達・兄弟がやっているから」という意向が半数となり、周りの影響で取り組んでいる姿が見受けられました。「水泳」に関しては、「体力づくりのため」という親の意向が約 7 割表れており、スポーツに応じて、取り組んでいる理由にも違いがみられました。
※2012 年中学で必修化

【体育の授業以外で行っているスポーツ】 (単一回答 n=900)
男女総合TOP10
1位 水泳 15.7%
2位 サッカー 8.9%
3位 テニス 5.0%
4位 バスケットボール 4.0%
5位 野球 3.9%
6位 ダンス(チアリーディング等含む) 3.7%
7位 陸上競技 3.1%
8位 卓球 2.8%
9位 バレーボール 2.0%
10位 バドミントン 1.9%

男子TOP5
1位 サッカー 16.4%
2位 水泳 15.1%
3位 野球 6.7%
4位 テニス 4.9%
5位 バスケットボール 4.7%

女子TOP5
1位 水泳 16.2%
2位 ダンス(チアリーディング等含む) 7.1%
3位 テニス 5.1%
4位 バスケットボール 3.3%
4位 バレーボール 3.3%

TOPIC③:子どものスポーツにかける年間費用の平均金額 51,478 円。
平均金額のボリュームゾーンは「10,000 円~49,999 円」(29.7%)。

【スポーツにかけている年間金額】
(n=545 ※子どもがスポーツを行っている人ベース)
①~999 円 4.6%
②1,000 円~4,999 円 6.6%
③5,000 円~9,999 円 18.5%
④10,000 円~49,999 円 29.7%
⑤50,000 円~99,999 円 25.9%
⑥100,000 円~ 14.7%

【行っているスポーツごとの平均金額(上位 5 種)】
(n=545 ※子どもがスポーツを行っている人ベース)
水泳 ¥52,650
サッカー ¥50,444
テニス ¥46,047
バスケットボール ¥31,778
野球 ¥63,543

体育の授業以外にスポーツを行っている子どもの親に、スポーツにかける年間費用を聞いたところ、平均金額は 51,478 円となりました。金額のボリュームゾーンとしては、「10,000 円~49,999 円」が最も高く 29.7%、次いで「50,000 円~99,999 円」(25.9%)、「5,000 円以上~9,999 円」(18.5%)という結果になりました。

また、行っているスポーツごとに平均年間金額をみたところ、「野球」が 63,543 円、「バスケットボール」が31,778 円と競技によって大きな差が生まれる結果になりました。道具代や初期投資の金額によって、年間金額が異なってくることが推測できます。

調査概要


調査目的:お子さまのスポーツへの関わり方について実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:小学 1 年生~中学 3 年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2018 年 8 月 17 日(金)~8 月 19 日(日)
サンプル数:900 人

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