美術館に関する意識調査 第2弾(20代~60代男女対象) 

2018年10月16日

BIGLOBEは、「美術館に関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果の第2弾を発表します。
本調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女500人を対象にアンケート形式で実施しました。なお、それぞれの年代カテゴリは100人ずつ、性別カテゴリは50人ずつ抽出しています。調査日は2018年9月18日~9月19日、調査方法はインターネット調査です。

調査結果のトピックス


美術館を選ぶ際に重視することは「展示品が魅力的なこと」に続いて「アクセスが良いこと」
20代から60代の男女500人に「美術館を選ぶ際に重視すること」を質問したところ、「展示品が魅力的なこと」が81.0%と圧倒的に多く、続いて「アクセスが良いこと」(58.2%)、「展示品が多いこと」(36.8%)との結果になった。また、「美術館に行く際、美術品以外での楽しみはありますか」との質問には「美術館で過ごす時間」が52.4%で1位、さらに「美術館の空間そのもの」も51.6%にのぼる。

美術館を目的に旅をしたことが「ある」「ついでだがある」が過半数
「美術館を目的に旅をしたことがありますか」と質問したところ、「ある」「他の目的のついでだが、ある」がそれぞれ30.8%、36.2%と過半数が旅先で美術館を訪れていることがわかった。性年代別に見ると、50代女性は44.0%、60代男性と30代男性はそれぞれ42.0%が美術館を目的に旅をしたことが「ある」と回答。また、50代男性は44.0%、40代女性は42.0%が「他の目的のついでだが、ある」と回答した。

美術館に一緒に行く人1位は「恋人・配偶者」、2位は「ひとり」
「美術館に一緒に行く人」について質問したところ、「恋人・配偶者」が57.8%で1位。続いて「ひとり」(42.4%)、「同性の友達」(26.2%)となった。年代別で見ると、40代男性と60代男性はそれぞれ74.0%が「恋人・配偶者」、40代女性は58.0%が「ひとり」と回答し、他年代よりも高い回答となった。また、「美術品を見る際、まず何から見ますか」との質問には、「作品そのもの」(78.0%)が1位に。年代別に見ると、60代は83.0%が「作品そのもの」と回答し、20代と30代の19.0%が「作品名と作者名」と回答した。

調査結果詳細


1.美術館を選ぶ際に重視することは「展示品が魅力的なこと」に続いて「アクセスが良いこと」

20代から60代の男女500人に「美術館を選ぶ際に重視すること」を質問したところ、「展示品が魅力的なこと」が81.0%と圧倒的に多く、続いて「アクセスが良いこと」(58.2%)、「展示品が多いこと」(36.8%)との結果になった。性年代別に見ると、20代女性は40.0%が「美術館自体がおしゃれであること」、60代女性は74.0%が「アクセスが良いこと」と回答し、他の性年代に比べ上回る。

また、「美術館に行く際、美術品以外での楽しみはありますか」と質問したところ、「美術館で過ごす時間」が52.4%で1位、さらに「美術館の空間そのもの」も51.6%にのぼる。性年代別に見ると、40代女性は64.0%が「美術館の空間そのもの」、60.0%が「美術館で過ごす時間」と回答し、他の性年代に比べ美術館内でのサービスや物品よりも、美術館という空間自体を楽しみにする意見が多い。30代男性は64.0%が「美術品の展示方法」と回答した。

2.美術館を目的に旅をしたことが「ある」「ついでだがある」が過半数

「美術館を目的に旅をしたことがありますか」と質問したところ、「ある」「他の目的のついでだが、ある」がそれぞれ30.8%、36.2%と、過半数が旅行の目的の一つとして美術館を訪れていることがわかった。性年代別に見ると、50代女性は44.0%、60代男性と30代男性はそれぞれ42.0%が美術館を目的に旅をしたことが「ある」と回答。また、50代男性は44.0%、40代女性は42.0%が「他の目的のついでだが、ある」と回答した。

また、「美術館に行く目的」について質問したところ、「観たい展示物があるから」が78.6%で1位に。「美術・芸術が好きだから」(48.2%)、「知識・経験を増やすため」(39.2%)と続く。性年代別に見ると、40代女性は90.0%が「観たい展示物があるから」、30代男性は66.0%が「知識・経験を増やすため」と回答し、他の性年代に比べ上回る。

3. 美術館に一緒に行く人1位は「恋人・配偶者」、2位は「ひとり」

「美術館に一緒に行く人」について質問したところ、「恋人・配偶者」が57.8%で1位。続いて「ひとり」(42.4%)、「同性の友達」(26.2%)となった。年代別で見ると、40代男性と60代男性はそれぞれ74.0%が「恋人・配偶者」、40代女性は58.0%が「ひとり」と回答し、他年代よりも高い回答となった。

また、ひとりで美術館に行くと回答した212人に対し、「ひとりで美術館に行く理由」を質問したところ、「集中して鑑賞できるから」(73.1%)、「ひとりの時間を楽しみたいから」(70.8%)との回答が多い一方、「同伴者と鑑賞ペースを合わせるのが面倒だから」(46.2%)、「同伴者と予定が合わないから」(17.0%)、「一緒に行く相手がいないから」(16.0%)、「同伴者と作品についての感想を話すのが面倒だから」(11.8%)といった回答もあった。

「美術品を見る際、まず何から見ますか」との質問には、「作品そのもの」(78.0%)が1位、続いて「作品名と作者名」(15.2%)、「作品解説文」(6.8%)との回答になった。2割以上が、作品そのものを観る前に、付随する情報を確認していることが明らかとなった。年代別に見ると、60代は83.0%、50代は81.0%が「作品そのもの」と回答し、20代と30代の19.0%が「作品名と作者名」と回答。特に若い世代が、作品に付随する情報を先に確認する結果となった。

調査概要


調査名  :美術館に関する意識調査
調査対象 :インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女500人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2018年9月18日~19日

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