消費傾向と節約方法についての調査 

2018年10月15日

リエールファクトリーは、インターネット利用者を対象に消費傾向と節約方法についての調査を実施。キャッシュレス社会を促進するコード決済はどのようなキッカケで利用されていくのか調査しました。

調査結果


1.LINE Payや楽天Payといった「QRコード決済」が利用されるキッカケは?

全体の41%の人が「ポイント還元率が現金払いやクレカ払いより10%お得になるのであれば利用する」と回答。

「LINE Payや楽天Payといった「QRコード決済」が普及してきています。どうしたら使ってもいいと思いますか?」の質問に対し、最も高い数値を集めたのは「ポイント還元率が現金払いやクレカ払いより10%お得になるのであれば利用する」の41.0%。次いで「よく行くお店で利用可能になれば、また、他にも利用店舗が増えれば利用する」が23.0%となりました。

LINE Payや楽天Payといった「QRコード決済」が普及してきています。どうしたら使ってもいいと思いますか?(合計200人)
・よく行くお店で利用可能になれば、また、他にも利用店舗が増えれば利用する 46人(23.0%)
・ポイント還元率が現金払いやクレカ払いより10%お得になるのであれば利用する 82人(41.0%)
・友達や家族、身近な人たちが使い始めたら利用する 16人(8.0%)
・すでに利用している 5人(2.5%)
・お得になろうが面倒臭いから利用しない 38人(19.0%)
・その他の理由で現金払いやクレカ払いをやめない 13人(6.5%)

2.今よりお得になる為に「取り入れてもいい」と思う方法は?

「携帯料金、通信費用を削る109人(54.5%)」が最多、「支払い方法を現金払いからクレジットカード払いにしてポイントを貯める」は61人(30.5%)。(200人による複数回答)
未だに根強い「削る節約」。
支払い方法をキャッシュレスにするだけで節約は可能にも関わらず、現金払い主義が多いことが伺えます。

節約する為、今よりお得になる為に「取り入れてもいい」と思う方法を選択してください。(複数選択可)(合計200人)
・接待交際費(仕事の交際費やデート費用)を削る 76人(38.0%)
・日々の食費を削る 78人(39.0%)
・ショッピングの費用を削る 9人(4.5%)
・美容の費用を削る 82人(41.0%)
・趣味の費用を削る 65人(32.5%)
・携帯料金、通信費用を削る 109人(54.5%)
・冷暖房を止めて電気代を節約する 49人(24.5%)
・支払い方法を現金払いからクレジットカード払いにしてポイントを貯める(リボ払いにはしないので金利なし) 61人(30.5%)
・積立貯金 47人(23.5%)
・お釣りの金額で投資する 13人(6.5%)
・保険の見直し 42人(21.0%)
・節約には興味がない 1人(0.5%)

3.消費傾向はプレミアムなものを購入する「質重視」の背景に、「普段は節約してここぞという時に購入」「徹底的に調べる」人が76%に至る

「あなたの消費傾向を教えてください。最もあてはまるものを選択してください」という質問に対して「価格」「質」だけにこだわる人はそれぞれ10%程度。普段から比較検討をする人が33%、普段は節約する人が46%に至ります。

あなたの消費傾向を教えてください。最もあてはまるものを選択してください(合計200人)
・価格をよりも質や利便性を重視した購入をする 21人(10.5%)
・質よりも、とにかく安く価格重視で購入する 21人(10.5%)
・普段は節約して、ここぞという時にお気に入り商品を購入する 92人(46.0%)
・とにかく自分で徹底的に調べて、安さも質も比較検討してから購入する 66人(33.0%)

■総評
多くの人が「ポイント還元率が現金払いより10%お得になれば決済方法を切り替える」ことが分かりました。一方で、「よく行くお店で利用が可能になれば」という回答も多く、QRコード決済が可能なお店がまだ少ないことが伺えます。
キャッシュレスを促進するには、店舗がコード決済を導入し、決済事業者が利用促進の為にポイント還元をしていくことが必要です。

これに対して消費者は、お気に入りの商品をお得に購入するために情報を比較検討していることが伺えます。
欲しいものを「お得に買う」為の決済方法としてQRコード決済が普及した時、利用者が一気に拡大すると予想されます。

調査概要


■調査期間・調査テーマ:2018年8月21日〜26日「節約の意識調査・購入意識の調査アンケート」
■対象者・サンプル数:ランサーズを利用したアンケート調査、200人

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[ AI-Credit]
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