「災害とペット」に関する意識調査(20歳~60歳以上の男女対象) 

2018年10月24日

共栄火災海上保険は、11月1日の「犬の日」※に合わせ、全国の20歳~60歳以上の方、1,069名を対象に「災害とペット」に関するアンケート調査を実施いたしました。

今年の夏は記録的な猛暑に加え、7月の豪雨、7月から9月にかけての台風上陸、そして大阪北部、北海道胆振東部地震と数多くの災害に見舞われました。指定避難所への移動を余儀なくされ、現在も避難所での生活を継続されている方がたが多くいらっしゃいます。


本アンケートでは、自然災害時に生ずるペットへの対処や避難グッズ等の備え、災害時におけるペットの救護ガイドラインについての認知など、人間社会と共存するペットと災害時での関わり方についてその実態と意識について調査したものです。


※11月1日は、一般社団法人ペットフード協会により1987年に制定された記念日。犬の鳴き声である「ワンワンワン」にちなみ11月1日と決められた。同じく1987年に愛猫家の学者や文化人が構成する「猫の日実行委員会」が一般社団法人ペットフード協会と協力し、2月22日を猫の日と定めました。

調査結果サマリー


1.災害時に、はぐれた場合でも6割以上が「優先して探し」、避難所への移動時も9割以上の方が 「行動を共にする」と回答。(次頁設問1、2、3)
災害に見舞われた時、ペットの対処について尋ねたところ、はぐれた場合でも「優先して探す」と 答えた方が 62.9%、また指定避難所への移動を余儀なくされた場合には「必ずペットと行動をともにする」( 46.8%)、「可能なかぎり、ペットと行動をともにしたい」(45%)を合わせると9割以上の方 が「ともに行動」し、最寄りの避難所での受け入れが難しい場合には「同行できる別の避難所に移る」(56%)、との回答でした。いずれも”ペットは大切な家族の一員”との考え方が本調査にて わかりました。

2.ペットのための救護対策ガイトラインについては、高い関心が寄せられる。(設問6)
環境省が推奨する「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」に掲げられている、ペットと避 難所まで一緒に避難する『同行避難』についての認知度について尋ねたところ、4分の1の方 ( 24.7%)がご存知でした。ご存知なかった方でも 40.8%の方が「すぐに確認したい」と回答され、 災害時でのペットに関するガイドラインへの関心の高さが伺われました。

3.ペット用避難グッズの備えやペット保険加入状況については“備えあれば憂いなし”。 (設問5、8)
災害対策グッズの備蓄・保管率については、民間企業から(調査先:ソフトブレーン・フィールド株式会社)、懐中電灯、非常用飲料、非常食、携帯ラジオ、常備薬の順に約7割( 68.7%)の方が備 蓄・保管されているとのデータがリリース(2016年8月29日)されております。 本アンケートでペット用の避難グッズの準備について尋ねたところ、約4割( 38.2%)の方がたが準 備( 20.8%)もしくは購入を予定( 17.4%)と回答しています。 キャリーバッグ、水分、備蓄フードなどがペット用避難グッズの代表的なものですが、半数 ( 50.1%)の方が「準備はしていないが必要性は感じている」と回答。備蓄派4割を加えると9割もの 方が”大切な家族の一員“と見なしているペットに対して、備蓄には肯定的な回答を寄せていま す。 他方、ペット保険への加入状況をみても「既に加入」されている方が 26.4%、「未加入ながらも関心あり」が 43.0%と7割近く( 69.4%)が、避難グッズと同様に”備えあれば憂いなし”とお考えのよう です。

調査概要


名称 :「災害発生時のペットに関する意識調査」
実施時期:2018年9月27日~
調査方法:インターネットを通じてのWEB調査
調査対象:全国の20歳~60歳以上の男女
調査人数:1,069名(有効回答数)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[共栄火災海上保険]
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