オーラルケア実態調査(30〜50代女性対象) 

2018年11月20日

P&Gは、30~50代の女性の中から、普段の歯磨き方法が手磨きが主流の手磨き派の女性300人と、電動歯ブラシが主流の電動派の女性300人を抽出し、オーラルケアに関する調査を行いました。

 調査結果によると、大人の女性の64.3%が、口を開けて笑うことに抵抗があると答え、日頃の歯磨きに自信を持てない女性ほどこの抵抗感は高くなる傾向にあるとわかりました。手磨き派、電動派と歯磨きの方法別に比較してみたところ、電動歯ブラシ利用者は歯磨きへの満足度が高く、笑顔への抵抗感も低いことが明らかになりました。また、手磨き派の約7割が、今使用している歯ブラシに不満を持っているにもかかわらず、そのうちの半数が「自分に合うものが分からない」という理由から歯ブラシを変えないと回答しています。

調査結果サマリー


▶大人の女性の64.3%が口を開けて笑うことに抵抗があり、特に手磨き派は年々笑顔が消える
  • 64.3%の女性が口を開けて笑うことに「抵抗がある」。歯磨きに自信が持てない女性では抵抗感が71.4%とさらに高い。
  • 笑えない理由TOP3は、「歯の黄ばみ」、「治療あと」、「口臭」。
  • 手磨き派で現在笑うことに抵抗感がある人は、5年前と比べ笑う頻度が減少(30.4%)、10年前と比べさらに減少(38.1%)。他の属性と比べ高率で、手磨き派は年々笑えなくなってきている。
▶口を開けて笑うことに自信が持てないのは、手磨き派。 歯磨き満足度が高いのは電動派
  • 手磨き派で口を開け笑うことに対して抵抗感がある人は、最も歯磨きへの満足度が低い。
  • 電動派で、抵抗感なく笑える人は、7割が歯磨きの仕上がりに満足している。
  • 手磨き派の7割が今の歯ブラシに「不満がある」が、「自分に合うものが分からない」から変えないまま。

調査結果


30~50代女性の歯磨きと笑顔の関係

自分の歯磨きに自信が持てない女性たち。大人の女性の4割が「きれいに磨けていない」と自信なし。
まず、自分の歯磨きについてきれいに磨けているかどうか聞くと、「きれいに磨けている」と答えた人はわずか5.0%しかおらず、30~50代女性の約4割(39.7%)が「磨けていない」と答えています[グラフ1]。特に30代(48.5%)で高率です。 女性の多くが、歯磨きがきちんとできていないと感じ、オーラルケアに自信が持てないようです。

女性は大人になると、思い切り笑えなくなる?!
64.3%の女性に抵抗感があり、歯磨きに自信がない人では71.4%と高率。

次に、周囲を気にせず思い切り口を開けて笑うことができるかと聞くと、「抵抗感なく思い切り口を開けて笑うことができる」と答えた人は35.7%で、残りの64.3%の女性は思い切り口を開けて笑うことに「抵抗感がある」と感じています。中でも「抵抗感があって、思い切り口を開けて笑えない」と、笑うことすらままならない女性が約4人に1人(23.7%)と少なくありません[グラフ2]。これを歯磨きに対する自信の有無で見ると、 歯磨きに自信がないと答えた人では抵抗感が71.4%と一層高くなっています。

歯磨き方法(手磨き派/電動派)と口を開けて笑うことへの抵抗感の有無を掛け合わせ、自分の歯磨きの自信度を見ると、口を開けて笑うことに抵抗感がある手磨き派で「きれいに磨けていない」(48.5%)が最も高率で[グラフ3]、手磨きよる歯磨きへの自信のなさが口を開けて笑えない要因となっているようです。

手磨き派で口を開けて笑うことに抵抗感がある女性は、年々笑わなくなる傾向。
また、以前と比べた思い切り笑う頻度の変化を聞くと、「減った」と答えた人は5年前と比べると21.2%、10年と比べると28.5%となり、女性は加齢とともに、笑う頻度が少なくなっていることが分かります。これを歯磨き方法と口を開けて笑うことへの抵抗感の有無の掛け合わせで見ると、手磨き派で現在笑うことに抵抗感がある人で「減った」が最も高率で(5年前30.4%、10年前38.1%)、手磨き派がどんどん笑えなくなってきていることが分かります[グラフ4]。

30~50代女性の歯の悩み

思い切り笑えないのは歯の黄ばみなどが気になるから。口腔内の“曲がり角”を意識し始めるのは30代
それ以降の世代にもさまざまなことが悩みとして現れる。

思い切り口を開けて笑うことに「抵抗感がある」と答えた386人にその理由を聞くと、「歯の黄ばみが気になるから」(42.2%)、「かぶせ物など治療あとが目立つから」(36.8%)、「口臭が気になるから」(33.2%)が主な理由として挙げられました[グラフ5]。年代別で見ると「歯の黄ばみが気になる」(54.4%)、「歯の汚れが気になる」(44.0%)など30代のスコアが高い項目が多く、30代は加齢による口腔内の変化を感じ始める年代ということなのかもしれません。50代は「かぶせ物など治療あと」(45.7%)が高率で、年代によって口元の悩みはさまざまです。

歯磨きに自信もなければ、仕上がりにも満足していない女性たち。
手磨き派で口を開けて笑うことに抵抗感がある人は、特に歯磨き の仕上がりへの満足度が低い。 反対に電動派で抵抗感なく笑える人は、7割が歯磨きの仕上がりに満足。

ここまでで30~50代の女性が自分の歯磨きに自信が持てないことが分かりましたが、歯磨きの仕上がりについて聞いても[グラフ6]の通り、「満足してない」が42.7%とほぼ半数となっています。年代別で見ると、30代で「満足していない 」が52.0%、40代で 「満足していない 」が44.5%と、30代40代の半数前後が満足していません。
また、歯磨き方法と口を開けて笑うことへの抵抗感の有無の掛け合わせで見ると、手磨き派で抵抗感ありの人の不満度が最も高く(56.7%)、電動派で抵抗感なしの人の満足度(71.3%)が最も高くなっています。

手磨き派の7割が今の歯ブラシに「不満アリ」 でも、「自分に合うものが分からない」から変えないまま。
手磨き派の女性300人に、普段使用している歯ブラシに対する不満を聞いてみると、全体の7割近くが 「不満がある」(67.3%)ことが分かりました。具体的には、「歯ブラシが届きにくいところがある」(36.7%)、「黄ばみが取れない」(29.3%)、「歯垢が取れない」(24.3%)、「しっかり磨けている感じがしない」(22.0%)などが上位に挙げられました[グラフ7]。
そんな不満を抱えながらも手磨きを続ける女性202人に、違う歯ブラシに替えたいか?と聞くと、ほぼ半数の48.0%が「替えたいと思わない」と答えました[グラフ8-1]。そこで、替えたいと思わないと答えた97人に替えたくない理由を聞くと、「不満もあるが、変えるほどではない」(39.2%)、「どのような歯ブラシが自分に合うのか分からない」(28.9%)、「違う歯ブラシを選ぶのが面倒」(20.6%)などの理由が挙げられました[グラフ8-2]。

調査概要


実施時期:2018年9月20日(木)~9月21日(金)
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国の30〜50代の女性600人

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