「旅行」に関する調査(過去2年以内に宿泊を伴う旅行に行った経験がある30代~60代主婦対象) 

2019年03月28日

ドゥ・ハウスは、過去2年以内に宿泊を伴う旅行に行った経験がある30代~60代の主婦100名を対象に、「旅行」に関する定性(文章)回答を中心としたアンケート『DOれぽ!プラス』を実施しました。調査期間は2019年2月15日(金)~2月20日(水)。

調査サマリ


  • 今年の「春休み」や「GW」に旅行する予定がある人・行きたいと思っている人は全体の43%
  • 宿泊旅行先を選んだ理由は、魅力的な<宿泊施設><景色><温泉>など興味・関心を持ったきっかけは主に<TVドラマ・情報番組・CM><写真>など
  • 首都圏在住主婦にとっての旅行先の魅力は「WEB上の画像検索で旅行ガイドを得ること」や「導線をデザインすること」など

調査結果


■今年の「春休み」「GW」の旅行予定・意向は全体で43%

宿泊素地がある主婦の今年の「春休み」「GW」に旅行する予定・行きたいと考えている人は、調査を行った2019年2月時点では全体で43.0%となりました(図1左)。

旅行時期別に見てみると全体では「春休み」は27.0%、「GW」は30.0%となりました。なお、「GW」の旅行予定については、50~60代(21.7%)に比べ、30~40代(42.5%)が倍以上高くなっていました。(図1右)

宿泊旅行先については、全体では国内で見ると「神奈川県」23.3%、「群馬県」14.0%の順となりました。海外で見ると「東アジア(韓国、中国、台湾など)」「東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイなど)」が各々7.0%という結果となりました(図2)。

■興味・関心を持ったきっかけは主に<TVドラマ・情報番組・CM><写真>など

宿泊旅行先を選んだ理由について、定性(自由回答)で聞いたところ、「魅力的な宿泊施設がある」「景色がみられる」などという内容が挙がりました。さらに「地元ならではの料理を食べられる」「そこでしかできない体験」といった声が目立ち、これらが旅行先を決めた主要因となっています。

その他、移動時間に関わる声も見られました。今年のGWは10連休ということもあり、「いつもより遠出をしたい」という声もありましたが、一方で混雑を懸念し「移動時間が長くないこと」を旅行先決定の理由にしたという声もあります。

宿泊先に興味・関心をもったきっかけはTVのドラマ・情報番組・CM、書籍の写真から「いつか行ってみたい・見てみたいと思った」という声が目立ちました。また、<有名な料理・お店>に出会ったことで、興味・関心を持ち、「いつか本場のものを食べたい」といったケースもみられました。

■旅行先の魅力と可能性は「WEB上の画像検索で旅行ガイドを得ること」や「導線をデザインすること」など

旅行先に興味・関心を持ったきっかけは、「TVの情報や書籍」「WEBの写真」という声があがりました。ビジュアルからその土地の様子が伝わることが、認知のきかっけとなるだけでなく、旅行意欲を高める事にもつながっていることが伺えます。さらに、TVの情報番組から<現在の街の様子>がわかり、関心を高めたケースもありました。こうしたリアルタイムのビジュアル情報が、先入観や古いイメージをポジティブなものに変換することにもつながるのではないでしょうか。

GWに旅行する予定のある回答者は、様々な観光スポットについて「インスタグラムにもたくさんの投稿があり、是非言ってみたいです」と述べています。SNSなどを介して、他の旅行者の生々しい体験の写真を見ることが旅行意欲を高めることにつながっているようです。旅行者たちがアップした写真を、地域の観光協会などが発信した写真と併せれば、WEB上の画像検索だけで、誰もが私的な「旅行ガイド」を得ることができます。

また、「今年のGWは10連休なので遠出をしたい」という声がある一方、「移動が大変・時間がもったいないので近い方が良い」と意向が分かれました。後者は子供が小さいことや、車での移動が前提となることが背景にあります。

行きたいと思う旅行先について聞くと「主要駅や空港から直行できる電車やバスがある」などといった要望がありました。そして、「観光客が無料でバスに乗れ、観光地を巡れるとうれしい」という要望も挙がっています。観光客を増やすためには、出発地から旅行先までの導線、さらには到着後、その地域内での導線をデザインすることも重要な要素なのかもしれません。

調査概要


●調査期間:2019年2月15日(金)~2月20日(水)
●回答者数:100名
●回答者の内訳:自社がネットワークする首都圏在住の既婚女性30代~60代の主婦マーケター「DOさん」20名および、インターネットモニター会員「きかせて.net」会員80名
●調査手法:定性(文章)調査『DOれぽ!プラス』、および定量調査『myアンケートlight』

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[ドゥ・ハウス]
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