「子どもの登下校」に関する調査(小学生の子どもを持つ保護者対象) 

2019年04月04日

NTTレゾナントは、小学生の子どもを持つ保護者1200人に対し、「子どもの登下校」に関する調査をしました。

主な調査トピックス


  • 子どもの登下校について、防犯上不安に感じている保護者は55.5%。子どもが低学年であるほど不安に感じている割合が高くなり、小1の保護者の65.8%が不安に感じている。
  • 不安な理由について、「不審者や変質者に遭遇しているかもしれない」が86.8%で最多となった。
  • 下校して自宅に到着したタイミングが「把握できる」は27.1%。「把握していないが把握したいと考えている」は60.1%。

調査結果


1. 子どもの登下校を防犯上不安に感じている保護者は過半数を超える

 「登下校について、防犯上不安に感じることはありますか」という質問に対して「不安に感じている」と回答した人は55.5%と過半数を超えました。子どもの学年別で見ると、低学年であるほどスコアが高くなり、小1の保護者の65.8%が不安に感じていることがわかりました。また、登下校にかかる時間別で見ると、時間が長いほどスコアが高くなり、登下校に30分以上かかる子どもの保護者は、66.4%が不安に感じています。

2. 不安な理由は「不審者や変質者に遭遇しているかもしれない」が86.8%

 子どもの登下校について防犯上不安に感じている人に対して、不安な理由を聞いたところ「不審者や変質者に遭遇しているかもしれない」が86.8%で最多となりました。次に「交通事故にあうかもしれないから」が77.3%、「犯罪に巻き込まれるかもしれないから」が63.4%と続きます。

3. 「自宅に到着したタイミングを把握したいができていない」が6割を超える

 「下校して自宅に到着したタイミングが把握できるようになっていますか」の質問に対して、「把握している」と答えた人は27.1%。一方で「把握したいが、現在はできていない」と答えた人は60.1%。下校して自宅に到着したタイミングを通知される仕組みが求められているようです。

4.子どもの居場所を知りたいと思っている保護者はおよそ8割

 「登下校をしているとき、または学習塾や習い事などの行き帰りで、お子様の居場所や状況、帰宅時間などを知りたいと思うことはありますか」という質問に対して、「思う」と回答した人は78.5%とほとんどの保護者が子どもの居場所を知りたいと考えていることが分かりました。子どもの学年別では、小3,4の中学年でややスコアが高く、小5,6の高学年ではややスコアが低くくなっています。高学年になると、ある程度子どものプライバシーなども考慮されているということが考えられます。

 また、「子どもの居場所を知りたくなるシーン」について聞いてみたところ、「友達と遊びに行くとき」が64.9%で最も高い結果となりました。「塾や習い事に行くとき」も50.3%と過半数以上が居場所を知りたいシーンとなっており、登下校以外のシーンでも居場所の把握が必要とされていることがわかりました。

調査概要


調査対象:
 ・首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に在住
 ・30~49歳の男女
 ・小学生の長子がいる
調査方法:インターネットによる選択式アンケート調査
調査期間:2019年3月12日~ 2019年3月13日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[NTTレゾナント]
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