移動に関連するシェアリングサービス調査(タイムズクラブ会員対象)
2019年11月08日パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「移動に関連するシェアリングサービス」のアンケート結果を発表いたします。
※本リリース内での「シェアリングサービス」とは移動に関連するサービスに限ります。
調査結果トピックス
- ① 認知度No.1のサービスは「カーシェア(BtoC)」
- ② シェアリングサービスを知っていても約7割は「使ったことがない」
- ③ さらなる広がりを期待するサービスは「駐車場シェア」39% 昨年より17ポイントアップ
調査結果
① 認知度No.1のシェアリングサービスは「カーシェア(BtoC)」
国内外問わず、知っているシェアリングサービスがある人は85%でした。年代別や男女別で見ても回答結果に違いはありませんでした。
最も認知度の高いシェアリングサービスは、「カーシェア(BtoC)」89%で、2位の「サイクルシェア」44%を大きく上回っています。3位は「駐車場シェア」39%、4位は「個人間カーシェア」15%、5位は「ライドシェア」15%でした。
全てのサービスにおいて昨年よりも認知度が上がっており、特に「サイクルシェア」と「駐車場シェア」は10ポイント以上上昇しています。
②シェアリングサービスを知っていても、約7割は「使ったことがない」
知っているシェアリングサービスがある人のうち、使ったことのあるサービスは「カーシェア(BtoC)」18%、「駐車場シェア(借りる側)」11%、「サイクルシェア」6%となりました。
一方、約7割が「使ったことがない」と回答しており、サービスは知っていても、利用まで至っていないことがわかりました。
③さらなる広がりを期待するサービスは「駐車場シェア」39% 昨年より17ポイントアップ
さらなる広がりを期待するシェアリングサービスは、「駐車場シェア」39%、「カーシェア(BtoC)」38%の順になりました。
全てのサービスにおいて昨年よりも広がりを期待する割合が高まっており、特に駐車場シェアは、昨年の22%から17ポイントアップしています。
サービスの利用有無別でみると、利用経験がない人は「特にない」が43%で最も多く、1割を下回るサービスもありました。
一方で、各サービスの利用経験がある人は、「駐車場シェア」70%、「カーシェア(BtoC)」68%となっています。最も低い「個人間カーシェア」と「サイクルシェア」においても39%となっており、サービスの広がりを期待する割合が上昇しました。1度でも利用したことがあると、そのサービスの利便性を実感し、サービスの拡大を望む傾向にあるようです。
さらなる広がりを期待する理由は「便利だから」69%が最も多くなりました。次いで「節約になるから」41%、「移動が楽になるから」36%、「環境に良いから」12%となっています。
サービス別で見ると、「サイクルシェア」は唯一「移動が楽になるから」が「節約になるから」を上回りました。また、「ライドシェア」と「サイクルシェア」は、「環境に良いから」が他のサービスよりも高く、2割を超えました。
今回のアンケート結果から、移動に関わるシェアリングサービスの認知度は昨年よりも高まっているものの、サービスを知っていても「使ったことがない」人がまだ多くいることがわかりました。一方で、シェアリングサービスを利用した人は、その利便性や節約の効果を実感し、サービスのさらなる拡大を望んでいることが伺えます。
調査概要
■調査対象:タイムズクラブ会員
(2018年6月21日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービス※を利用された方)
※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー
■調査方法:非公開型インターネットアンケート
■調査期間:2019年6月21日~2019年6月26日
■有効回答者数:7,032名