世界の金融業を対象としたグローバルセキュリティ調査 

2012年11月21日
有限責任監査法人トーマツは、国際会計事務所組織デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが全世界の金融業を対象に実施した、情報セキュリティに関する調査結果を発表。本調査は今回で 9 回目となり、本年は 39 カ国、250 以上の金融機関から回答を得た。

主な調査結果
① 情報セキュリティ部門と他部門との連携の強化
事業部門と情報セキュリティ部門の連携について、約 3 分の 2 の回答者が、「両部門が積極的に関与し合っている」と回答し、組織の中で情報セキュリティ対策に関する部門間の壁がなくなりつつあることがうかがえます。

② 新技術の採用による情報セキュリティ対策の見直し
ソーシャルメディアの利用に伴うセキュリティ上のリスクに対応するため、37%の金融機関が「組織のポリシ
ーを変更した」、33%が「ソーシャルネットワークに関するユーザ教育を実施した」と回答しました。新技術の
採用によりセキュリティ対策の見直しが進められていることが分かります。

③ サイバー攻撃への対応が前進
サイバー攻撃への対応について、約 50%の金融機関がセキュリティオペレーションセンター(SOC)を内部
に設置し、セキュリティ侵害や事故等をより高度に管理していることが分かりました。さらに、外部のセキュリ
ティインシデント情報を活用することで、多くの組織においてセキュリティ侵害や違反への対応が積極的に
行われている状況が読み取れます。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[デロイト トーマツ コンサルティング]
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