夏のボーナス商戦に関するアンケート 

2013年06月12日
MM総研は6月12日、インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」の会員モニターを使い、全国の20歳以上の就業者1,092人を対象とした「夏のボーナス商戦に関するアンケート」を実施、結果をまとめた。

◆ボーナス支給額・購買意欲は08年冬以降で最も大きく改善
 Webアンケートの結果によると、この夏のボーナス支給額が「昨夏より増加する」と答えた回答者は9.0%を占め昨冬の8.1%からやや増加した。「昨夏より減少する」との回答は10.4%で昨冬の16.2%から大きく減少する結果となった。今夏のボーナスによる購買意欲については、「昨夏と比べ上がった」との回答が13.0%と、昨冬の10.1%から増加したのに対し、「下がった」との回答は19.8%と、昨冬の31.6%に比べ大きく減少する結果となった。

 今夏のボーナスでの使い途を尋ねたところ、「商品・サービスを購入する」との回答は全体の30.2%で昨夏の38.0%、昨冬の36.9%から大きく減少している。今夏に関しては「まだ決めていない」と回答した就業者が22.1%と昨冬の18.4%から増加しており、ボーナスの使い道を商品・サービスの購入にするか、貯蓄・運用に回すかを決めかねている就業者が多くいることが窺える

◆購入意向はITデジタル家電が大幅増、キッチン家電・生活家電も増加
 この夏のボーナスの使い途について複数回答で聞いたところ、目立って増加したのは、「ITデジタル家電」「キッチン家電・生活家電」だった。特に「ITデジタル家電」は昨夏の28.6%から今夏は36.8%と8.2ポイント上昇している。「タブレット端末・電子書籍端末」の購入意向が昨夏と比べて大幅に増加。「キッチン家電・生活家電」も昨夏比4.1ポイント増加の10.4%、「自動車」は昨夏比2.9ポイント増加の4.8%、「住宅(頭金など)は昨夏比2.0ポイント増加の3.5%となった。

 一方、「衣類・服飾品」は昨夏比8.2ポイント減の21.2%、「外食」は昨夏比7.1ポイント減の20.8%となり、明暗が分かれた。

◆ITデジタル家電は、タブレット・電子書籍端末が2位に躍進し、全体を押し上げ
 ITデジタル家電の購入意欲ランキングを見ると、「パソコン」が全体の13.9%を占めトップ、次いで「タブレット端末・電子書籍端末」が7.8%で2位、「デジタルカメラ」が3位(7.4%)だった。以下、「スマートフォン」(6.1%)「薄型テレビ」(3.6%)が続いた。6位以降は「携帯型音楽プレーヤー」(2.6%)、「家庭用ゲーム機(携帯型)」(同)、「カーナビ」(同)、「プリンター(複合機を含む)」(2.2%)と続いている。

■調査概要
・調査対象:全国の男女20代以上の就業者
・回答件数:1,092件 ※男女比   男性(55%)/女性(45%) ※年代構成 20~24才(15%)/25~29才(15%)/30~34才(14%)/35~39才(14%)/40~44才(15%)/45~49才(14%)/50才以上(15%)
・調査方法:Webアンケート
・調査期間:2013年5月31日(金)~6月2日(日)

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[MM総研]
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