『虫トラブル』に関するアンケート調査 

2013年07月22日
オウチーノ総研は、首都圏に住む20 歳~69 歳の男女に「『虫トラブル』に関するアンケート調査」を行った。結果、集合住宅の 11 階以上は「ゴキブリ」と「蜘蛛」の遭遇頻度が激減することが分かった。

1. 遭遇回数はマンションより一戸建てが高い!
まず、住居形態別に、ここ 1 年間の「ゴキブリ」「蚊」「蜘蛛」の平均遭遇回数を見てみる。
「ゴキブリ」の平均遭遇回数は、一戸建てが平均 4.89 回であるのに対し、集合住宅は 3.08 回、「蚊」は一戸建てが 13.58 回、集合住宅が11.53 回、「蜘蛛」は一戸建てが 7.96 回で、集合住宅が 6.33 回だった。一戸建てとマンションを比較すると、若干ではあるが、一戸建ての方が遭遇回数が多いことが分かった。

2. 「ゴキブリ」「蜘蛛」の遭遇回数、「11 階以上」で激減!
次に、集合住宅の階数別に、ここ 1 年間の「ゴキブリ」「蚊」「蜘蛛」の平均遭遇回数を集計した。

「ゴキブリ」の平均遭遇回数は、1~2 階が 3.39 回、3~5 階が 3.61 回、6~10 階が 1.28 回、そして 11 階以上が 0.07 回だった。
「蚊」は、1~2 階が 7.46 回、3~5 階が 15.21 回、6~10 階が 8.06 回、11 階以上が 5.54 回。
「蜘蛛」は、1~2 階が 4.59 回、3~5 階が 8.43 回、6~10 階が 4.06 回、11 階以上が 0.21 回だった。

「ゴキブリ」に関しては、5 階まではさほど差がないが、6 階以上になると遭遇回数が大きく下がり、11 階以上だと皆無に近い調査結果が出た。「蜘蛛」に関しては 10 階まではさほど遭遇回数は下がらないが、他と同様に 11 階以上になると大きく回数が減る。虫の種類によって差はあるが、総じて 11 階以上の高層階に住むことで、ほとんどの「虫トラブル」は回避できそうだ。

3. 築年数と「ゴキブリ」「蚊」の遭遇回数に綺麗な相関関係。
次に、住居の築年数別に、遭遇回数を見ていく。こちらは、「ゴキブリ」と「蚊」で綺麗な相関関係が見て取れる結果となった。

「ゴキブリ」の平均遭遇回数は築1~5年の物件だと1.43回、5~10年で 1.87 回、11~20 年で 3.23 回、21 年以上だと 4.98 回となった。
「蚊」は築 1~5 年で 7.36 回、5~10 年で 9.47 回、11~20 年で 12.96回、21 年以上で 13.91 回。
「蜘蛛」は 1~5 年で 4.25 回、6~10 年で 6.45 回、11~20 年で 5.46回、21 年以上が 8.48 回だった。

【調査概要】
・有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む 20 歳~69 歳の男女 563 名
・調査方法 インターネットによるアンケート調査
・調査期間 2013 年 6 月 25 日(火)~6 月 26 日(水)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[オウチーノ総研]
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