「テレビの視聴」についてのアンケート調査 

2012年08月01日
インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは「テレビの視聴」についてアンケートを行い、テレビを見ている時間帯や好きな番組のジャンルなどについてまとめた。

調査は2012年7月20日(金)~8月3日(金)にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター7,903人から回答を得た。

【調査サマリー】
●7割以上の人が『テレビ好き』
●よく見るのは「夜19時~夜21時」、休日でもテレビを見ている人は7割以上
●よく見るテレビ番組は「ニュース」「情報番組」「ドラマ」など
●テレビを見る理由1位は「情報収集」/見ない理由は「インターネット」
●好きなテレビ番組第1位は「ホンマでっか!?TV」
●ニュースの仕入れ先1位は「テレビ」、信頼できる仕入れ先としても「テレビ」が1位に

【調査詳細】
■7割以上の人が『テレビ好き』
■テレビ視聴が好きかどうか
テレビを見ることが好きかどうか尋ねた結果、「とても好き」と「どちらかといえば好き」をあわせた【好き】と回答した人は74.7%となり、実に7割以上の人がテレビを見ることが好きだと答えた。一方で、「とても嫌い」「どちらかといえば嫌い」をあわせた【嫌い】と回答した人は5.7%であった。

■テレビ番組について
最近の「テレビ番組」を面白いと思うかどうか尋ねた設問では、 「とても面白いと思う」と「どちらかといえば面白いと思う」をあわせた【面白いと思う】と回答した人は40.4%であった。
テレビを見ることが好きだと回答した割合が74.7%だったのに対し、「テレビ番組を面白い」と回答した人の割合40.4%と比較すると大きく差が開いており、テレビを見ている人が必ずしも番組を面白いとは思っていないのかもしれない。「とてもつまらないと思う」「どちらかといえばつまらないと思う」をあわせた【つまらないと思う】と回答した人は33.0%であった。

■テレビを見る時間
一日のうちにどのくらいの時間テレビを見るのかを尋ねた設問では、最も多かったものは「1~2時間程度」26.2%であった。また、6時間以上テレビを見る人は4.8%存在した。一方で、「全く見ない」という人も3.7%存在している。

■よく見るのは「夜19時~夜21時」、休日でもテレビを見ている人は7割以上
■テレビをよく見る時間帯
【テレビを見る】と回答した人に、テレビをよく見る時間帯を尋ねた。
最も多かったのは「夜19時~夜21時」61.2%であり、ついで「夜21時~夜23時」58.5%となった。この二つが他の時間帯と大きく差をつけており、第3位の「朝4時~朝8時」では29.9%、第4位の「夜23時~翌朝4時」は21.9%であった。通勤・通学前の時間帯と、帰宅後や夕食時の時間帯に多くテレビが視聴されていることが伺える。また、同様の設問の回答を年代別に集計したデータでは、日中の時間帯に差が見られた。

「朝8時~正午(12時)」では、【20代以下】は21.2%、【30代】は18.8%、【40代】は18.5%、【50代】は17.1%であったが、【60代以上】では32.4%とおよそ10ptほど多かった。ほぼ同様の傾向が「正午(12時)~夕方16時」と「夕方16時~夜19時」でも見られた。また、深夜帯の「夜23時~翌朝4時」では、【20代以下】28.9%、【30代】28.0%、【40代】26.7%、【50代】19.9%、【60代以上】7.6%と年代が上がるにつれてテレビを視聴している人が少なくなる傾向が見られた。

■テレビをよく見る曜日
テレビをよく見る曜日を尋ねたとこと、「土曜日」と「日曜日」が共に73.4%で最も多かった。
次いで多かったのは「金曜日」65.0%で、「月曜日」64.6%と続く。最も少なかったものは「火曜日」62.2%だが、平日はどの曜日も60%を超えており、あまり大きく差は開いていないと言えよう。

■よく見るテレビ番組は「ニュース」「情報番組」「ドラマ」など
■よく見るテレビのジャンル
よく見る番組のジャンルを尋ねる設問では、「ニュース」が75.6%でダントツの第1位となった。
以下第2位は「情報番組」47.6%、第3位は「ドラマ(海外ドラマ含む)」44.3%、第4位は「映画」41.7%、第5位は「バラエティ(お笑い)」41.1%と続く。娯楽系の番組よりニュースや情報番組の方がよく見られているという事が分かった。

■テレビを見る理由1位は「情報収集」/見ない理由は「インターネット」
■テレビを見る理由
【テレビを見る】と回答した人に、テレビを見る理由を尋ねたところ、「好きな番組があるから」が54.6%で最も多かった。その後は「情報収集のため」40.6%、「習慣になっているから」32.0%、「番組の内容の続きが気になるから」28.0%、「暇つぶしのため」23.8%と続く。1割(10.0%)は、「テレビの音が無いと、部屋が静かすぎる気がするから」と回答している。

■テレビを見ない理由
テレビを「全く見ない」と回答した人に、なぜテレビを見ないのかを尋ねた。その理由で最も多かったものは、「インターネットをしているから」46.8%であった。次いで「面白い番組がやっていないから」43.0%、「見たいと思う番組がやっていないから」42.0%、「テレビを見る習慣がないから」31.4%、「有益な情報が無い/少ないから」30.7%となった。「その他」に挙げられた理由としては、『テレビがないから』、『地デジ化に対応していないから』、『テレビが壊れているから』などがあった。

前述の設問でも「テレビを見るのが好き」と回答した人の割合と「テレビ番組が面白いと思う」と回答した人の割合にギャップがあったことと、この設問の結果から、テレビ番組の内容に満足していない人もいることがこの調査を通じて分かった。

■見たいテレビがないときの過ごし方
全員を対象として、見たいテレビがないときの過ごし方を尋ねた。最も多かったものは「インターネットにつなぐ(SNS・Twitter等含む)」55.5%であった。次いで「録画しておいた番組を見る」47.4%、「本・漫画を読む」30.3%、「出かける」16.5%、「興味が持てそうな番組を探して視聴する」13.3%となった。前の設問と共通して、テレビの代替手段としてインターネットが利用されているようである。見たいテレビがないときはネットを選択し、ネットをしているからテレビを見ないということでテレビ視聴にネットの影響が大きいという事が伺える。"
 
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