スマートフォンのデータバックアップに関する調査 

2013年09月05日
トレンドマイクロは、スマートフォンのデータバックアップに関する調査を実施。スマートフォンを利用する20代から50代の男女416名を対象にWebアンケート調査を2013年8月2日に行なった。

本調査において、9割以上がスマートフォンに保存している連絡先・写真を失いたくなく、連絡先は9割以上、写真は約8割がデータを失うことを心配していることが分かりました。一方、定期的にスマートフォンのデータをバックアップしているのは2割以下と、データの紛失に対する懸念と実際の対策にかい離が見られました。

1. 9割以上がスマートフォン上の「連絡先」データの紛失を心配
 スマートフォンのデータ紛失に関して、友人の電話番号やメールアドレスなどの連絡先は99.5%(「失いたくない」90.6%、「どちらかというと失いたくない」8.9%)が、写真は92.1%(「失いたくない」64.5%、「どちらかというと失いたくない」27.6%)と、それぞれ9割以上が失いたくないと回答しています。
 また、連絡先を失うことを93.3%(「データを失うことが心配」74.1%、「どちらかというとデータを失うことが心配」19.2%)が、写真を失うことを79.6%(「データを失うことが心配」46.7%、「どちらかというとデータを失うことが心配」32.9%)が心配していることが分かりました。

2. 8割以上が、定期的なバックアップを実施せず。定期的なスマートフォンのバックアップが急務
 スマートフォンのデータでバックアップしておきたい一番重要なデータは「連絡先」(78.2%)であり、連絡先のデータを紛失した場合に友人との「縁の切れ目」になると55.6%(「そう思う」16.1%、「どちらかというとそう思う」39.5%)が回答しています。ユーザにおいては、スマートフォンの紛失/盗難や故障に備えて大切なデータを定期的にバックアップしておくことが重要といえます。
 データ紛失に不安を抱えている一方で、データバックアップを定期的に行っているユーザは、連絡先:16.6%(「週に一度程度」4.6%、「月に一度程度」7.9%、「2~3カ月に一度程度」4.1%)、写真:13.9%(「週に一度程度」3.1%、「月に一度程度」7.9%、「2~3カ月に一度程度」2.9%)にとどまり、適切な対策がされていないことがわかりました。

3. スマートフォンのデータバックアップに求められるのは、手間がかからず簡単、早急にできること
 「どのような条件であればバックアップをしたいか」を質問したところ、スマートフォン上の全てのデータに関して8割以上(平均82.5%)が「手間がかからずに簡単にできる」ことと回答しました。データの復旧をどのくらい待てるかでは、「3時間以内」までが32.0%(1時間以内20.2%、3時間以内11.8%)、1日以内までを含めると67.9%と約7割を占め、ユーザは手間がかからず簡単、且つ早急なデータ復旧を求めることがわかりました。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[トレンドマイクロ]
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