「エンカレッジ」 2013年 役職別人気講座ランキング調査 

2014年01月07日
エン・ジャパンは、定額制研修サービス「エンカレッジ」の役職別人気講座ランキングを発表。2013年度の企業の社員研修にかける費用は、2012年度に比べ増加しています。また、今後 1~3年間の教育研修費用の見通しも、「増加」が「減少」を上回っており、社員研修に対する企業の投資意欲は高まっています(※)。
(※)産労総合研究所 2013年度教育研修費用の実態調査

【調査結果概要】

エンカレッジ人気講座ランキングを見ると、管理職・一般社員いずれも「コミュニケーション」をテーマにした講座が人気となりました。管理職は、時代の変化に伴って多様な価値観を受け入れることが求められてることから、 部下との関係性を築くためのコミュニケ―ション力を磨く講座の人気が高くなっています。 また、一般社員では、社会人になり様々な世代と関わることが増えるため、円滑なコミュニケーションの進め方を学ぶ講座が人気となっています。
 
■ 管理職(部長・本部長、課長・次長、係長・主任)

管理職(部長・本部長、課長・次長、係長・主任)に人気の講座第1位は「部下のほめ方・叱り方」でした。また、第2位は「コーチングの基本」、第5位は「部下との関係づくり」といった部下とのコミュニケーションに関する講座が上位となっており、 管理職として、時代の変化に伴い、多様な価値感に対応するためのコミュニケーション力を身につけることが必要となっていることがうかがえます。
第3位は「ロジカルシンキング」。商品やサービスそのものでは差別化が難しくなっており、ソリューション力が求められていることや、課題解決型の仕事が増えていることが影響していると考えられます。

第1位 部下のほめ方・叱り方
第2位 コーチングの基本
第3位 ロジカルシンキング
第4位 管理職の基本業務
第5位 部下との関係づくり

■ 一般社員

一般社員における人気講座第1位は「ビジネスコミュニケーション」でした。受講者の多くが20代となっており、ゆとり世代が中心。これまで、同世代や相性の良い人に偏りがちだったコミュニケーションから、様々な方との円滑なコミュニケーションをとれるようになるために、自分の性格特性を理解した上で、他者と効果的に関わる スキルを身につけられる講座がランクインしています。加えて、様々な方とコミュニケーションをとる上で必要な表現方法を学ぶ「ビジネス上の言葉遣い」も第5位と なっています。
第2位には「仕事の段取り・組み立て方」、第4位には「社会人として必要な基本 スキル」といった、社会人としてのスキルや考え方を身につけるための講座の人気も高くなっています。第3位は、管理職のランキングにも入っている「ロジカルシンキング」。世代問わず、 論理的思考力が必要となっていることがうかがえます。

第1位 ビジネスコミュニケーション
第2位 仕事の段取り・組み立て方
第3位 ロジカルシンキング
第4位 社会人として必要な基本 スキル
第5位 ビジネス上の言葉遣い


【調査概要】
調査対象:定額制研修サービス「エンカレッジ」受講者
調査対象期間:2013年1月1日~2013年11月30日
調査対象者:管理職:10,254名/一般社員:20,865名

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[エン・ジャパン]
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