エンジニアの自己実現に向けた取り組み実態調査 

2019年04月26日

パーソルテクノロジースタッフは、IT・機械電気領域で働くエンジニア922名および非エンジニア職の100名を対象に、キャリアアップやライフスタイルの自己実現に向けたスキルアップの取り組みに関する調査を行いました。

IT・機電領域で活躍するエンジニアの環境は日々変化しています。当社の派遣エンジニアとして活躍する約5000名も、社内勉強会やセミナーなどを通じて担当業務に関する技術の深堀りや、さらなるキャリアアップのための学習、新技術領域などに関する学習を行っています。新たな技術を習得することで、従来は開発業務においてVBA(※1)を習得していたエンジニアがRPA(※2)領域へシフトしたり、C言語(※3)のスキルを持つエンジニアが画像解析にチャレンジしたり、これまでの経験をベースにスキルアップ、キャリアアップに取り組むエンジニアも少なくありません。新年度からの目標設定などを行う方が多いタイミングにて、エンジニアの学習実態を調査しました。

※1: Visual Basic for Applications…マイクロソフト製のMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語
※2: Robotic Process Automation…ロボを通じて業務を自動化する技術。幅広い業種で採用されている
※3:1970年代に開発され、現在も用いられている言語。汎用性が高く、画像プログラミングにおいても用いられることが多い

主な調査結果


学習意欲の高さが他職種を大きく上回るエンジニア。エンジニアニーズが高まる中、業務量が増えているなどの理由から、学習するための時間の確保が負担・課題になっているケースが多いようです。IT・機電領域技術者にまつわる資格は受験に際し高額な費用が掛かるものもあり、受けられると嬉しいサポートとしては費用面がトップとなりました。

1)エンジニアは非エンジニア職に比べると、学習意欲のある人が15ポイント高い
・スキルアップや身に付けたい分野の有無について、何らかの分野について身に付けたいと回答したエンジニアは79%。非エンジニア職の64%を15ポイントも上回った

2)エンジニアの2人に1人以上は週1日以上の学習を行っているが、時間と費用面に負担を感じている
・学習方法は、書籍、Web、資格取得に向けた勉強、セミナーや勉強会を利用する人が多い
・学習にかかる費用が年間5万円を超えるエンジニアは25%
・学習する上で負担に感じているのは時間と費用

3)学習に際して受けられると嬉しいサポートは費用と時間
・負担になっていることのトップは「時間」だが、サポートという点では「費用」がトップに

調査概要


■調査期間:2019年3月
■対象:関東・東海・関西エリアに在住している20~50代男女の社員・派遣・業務委託・フリーランス・IT・機電領域エンジニア922名、非エンジニア職100名 計1022名
■調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[パーソルテクノロジースタッフ]
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