2013年冬のボーナスと家計の実態調査(20~50 代のサラリーマン世帯の主婦対象)<1> 

2013年12月19日
損保ジャパンDIY生命は、は、全国の 20~50 代のサラリーマン世帯の主婦500名(各年代毎125名 平均年齢39.7歳)を対象に、「2013年冬のボーナスと家計の実態」をテーマとしたアンケート調査を、2013 年 12 月 7 日(土)~10 日(火)に実施。今回の<Part1>では、冬のボーナスに関する項目について発表。

今冬は、ボーナス平均手取額が 66.8 万円と、昨冬の平均手取額から 4.7 万円増加し、過去 5 年間の最高額となりました。アベノミクス効果がようやくサラリーマン世帯にも反映され始めた様子がうかがえます。さらに、ボーナスの今後の見通しについて聞いたところ、調査開始以降初めて「増える」と思うが「減る(+なくなると思う)」を上回る結果となり、主婦目線でも明るい兆しを感じている傾向が強いようです。
その一方で、ボーナスの中から夫に小遣いを渡した人の平均額は昨冬の 11.2 万円から 9.2 万円と 2.0万円減り、見通しは明るいものの、家計の緊縮傾向は継続している様子がうかがえました。

【調査結果】

《2013 年冬のボーナス》
この冬のボーナス平均手取額は「66.8 万円」。昨冬と比べて 4.7 万円増。
昨冬との比較では、「増えた」(36.4%)が「減った」(21.6%)を上回り、増減平均金額は「+0.7 万円」。


この冬のボーナスの手取り額を伺ったところ、「50~75 万円未満」(30.4%)、「25~50 万円未満」(28.6%)が3割前後で多く、“25~75 万円未満”との回答が6割近く(59.0%)を占めています。平均手取額は、昨冬よりも 4.7 万円増加の「66.8 万円」となり、アベノミクス効果がようやくサラリーマン世帯にも反映され始めた様子がうかがえます。

昨冬のボーナスと比較すると、ボーナスが“増えた”(36.4%)という人は全体の3分の1以上を占めており、“減った”(21.6%)という人を 15 ポイント近く上回っています。増減の平均額も「+0.7 万円」とわずかながら増加傾向となっており、昨年までの減少傾向から一転して増加傾向が見え始めています。

《ボーナスの今後の見通し》
“増えていく”(29.8%)という楽観的な見通しが、“減っていく+なくなる”(26.6%)という悲観的な見通しをやや上回る。

今後の夫のボーナスの見通しについて聞いたところ、「変わらないと思う」(43.6%)との回答が4割強を占めて多くなっていますが、 “増えていく”(29.8%)という楽観的な見通しは約3割であり、“減っていく+なくなる”(26.6%)という悲観的な見通しをわずかに上回っています。

《ボーナスの使い道》
ボーナスの使い道は「預貯金」(76.2%)でトップ。
ボーナス総額のうち各用途別の割合を聞いたところ、「預貯金」(43.9%)は 4 割超を占める。


ボーナスの主な使い道には、「預貯金」(76.2%)をあげる人が 7 割超になり、次いで「生活費の補填」(37.4%)、 「ローンの支払い」(28.2%)と続きます。昨冬との比較では「預貯金」(69.0%→76.2%)のほか、「プチ贅沢」(19.4%→22.4%)、「国内旅行(帰省を含む)」(17.6%→20.6%)、「家電製品の購入」(15.4%→17.2%)などの消費項目に関しても増加しているものが多くなっています。先にみたようにボーナスの支給額の増加により、使い道は節約から消費の方向に動いていると言えそうです。

《ボーナスの中から夫に渡した小遣いの額》
「0 円(渡さない)」(46.6%)は半数近く。
渡した人の平均金額は「9.2 万円」と昨冬の「11.2 万円」から 2.0 万円の減少。


今回のボーナスの中から、夫に小遣いとして渡した、あるいは渡そうと思っている金額を聞いたところ、「0円(渡さない)」は昨冬からやや減少しましたが、渡した人の平均額が「11.2 万円」→「9.2 万円」とやや減少しました。
ボーナスが増加し、今後の見通しもやや明るく感じている一方で、引き締めるところは引き締める姿がうかがえます。


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[損保ジャパンDIY生命]
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