第6回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2013 

2014年02月03日
全国高等学校PTA連合会とリクルートマーケティングパートナーズは、高校2年生とその保護者に対し、進路に関する考え方やコミュ二ケーションの実態を探る調査を実施。

<調査結果>

【進路選択について】

●進学にあたり保護者が重要だと考える情報は、「進学費用」「入試制度」「学部・学科の内容」
・進路選択のアドバイスが「難しい」と感じる保護者は72%。 理由のトップは「社会がどのようになっていくか予測がつかない」。
・進学にあたり保護者が重要だと考える情報は「進学費用」「入試制度」「学部・学科の内容」。トップの「進学費用」については前々回調査(2009年)より2回連続の増加。

●保護者と高校生の“将来社会の展望”が明るい兆しに変化
・これからの社会の見通しは、保護者の61%、高校生の55%が、「好ましくない」と回答するが、前々回調査と比較すると保護者・高校生ともに「好ましい」と回答した割合が大幅に増加。

【グローバル化について】

●保護者の約半数が子どもの将来にグローバル化の影響を実感。「グローバル人材になってほしい」が4割
・保護者の48%、高校生の50%が、子ども(自分)の将来に社会や経済のグローバル化は影響があると回答。
・保護者の39%、高校生の54%が、グローバル社会で通用する人材になってほしい(なりたい)と考えており、高校生の志向が保護者を上回る。

●グローバル人材になるために不足している力は、親子ともに「語学力」がトップ
・グローバル人材になるために不足している力は、保護者は「語学力」「宗教や文化、歴史に対する教養」「ディベート力」。高校生は「語学力」「プレゼンテーション力」「論理的思考力」。
・子どもを「留学させたい」保護者は22%、「させたいと思わない」の約半数。させたい理由のトップは「視野や考え方が広がる」、させたくない理由のトップは「海外の治安に不安がある」。

参考:保護者・高校生の「就かせたい(就きたい)職業ランキング」
・保護者、高校生ともに「就かせたい(就きたい)職業」の上位3位は、「公務員」「教師」「看護師」であり共通。


【調査概要】
・調査目的:高校生を持つ保護者とその子どもにおけるコミュニケーションの実態と進路観の現状を把握する
・調査主管:一般社団法人全国高等学校PTA連合会、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
・調査対象:高校生(2年生)とその保護者
 一般社団法人全国高等学校PTA連合会より依頼した9都道府県の公立高校27校
 ※各都道府県:3 校(普通科2 校・専門学科もしくは総合学科1 校)
 ※各校:2年生2クラスの生徒とその保護者
・調査期間:2013年9月24日(火)~2013年10月31日(木)回収終了
・調査方法:
 ①高校生 ホームルーム時にアンケート実施
 ②保護者 高校生から保護者へアンケートを手渡しで依頼、実施
  クラスごと学級担任が高校生・保護者アンケートをまとめ、学校ごとに回収
・有効回収数:
 ①高校生 2,043名 ※全問無回答1名を除く
 ②保護者 1,696名 ※全問無回答8名を除く

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[リクルートマーケティングパートナーズ]
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