マンションでの地震防災に関する意識調査 

2013年08月27日
つなぐネットコミュニケーションズは、2013年8月にマンション居住者の方へ地震防災に関するアンケート調査を実施。

大規模災害発生時には、特に都心部で避難所が避難者であふれ、収容しきれない状況になることも予測されています。建物の耐震性が高いといわれるマンションの場合、避難所ではなく「自宅に留まる」という選択肢もあります。本アンケートでは災害時「自宅に留まって生活すると思う」と考える方が約70%に達し、こうした考えが一般的になりつつあることもわかりました。

なお、マンション全体での取り組みは2011年に実施したアンケートと比較した結果、防災マニュアルや備蓄品を備えているという回答が増加しており、マンション全体での取り組みが進んでいることがわかりました。一方で、各家庭での室内の備えについては、家具固定していない方が50%以上、簡易トイレを備蓄していない方が約70%という結果になり、「災害発生後も自宅で留まる生活」の備えには、まだ課題があると言えます。

【調査結果のピックアップ】

マンション全体での防災
2011年実施アンケートと比べて、マンション全体での防災対策が進んでいる
【災害時対応マニュアルが準備されている】 2011年45.1% ⇒ 今回(2013年)52.1%
【安否確認用の入居者名簿が準備されている】 2011年53.2% ⇒ 今回(2013年)56.8%
【防災備蓄品が用意されている】     2011年40.5% ⇒ 今回(2013年)41.7%

各家庭での防災
マンション居住者の68%が災害発生後も「自宅に留まって生活すると思う」と回答
家具・家電の固定をしている方は46%と半数以下、特に冷蔵庫の固定は18%に留まる
家庭での備蓄は7割が行っているが水・食料が中心。簡易トイレの備蓄率は33%に留まる


【調査概要】
調査名:マンション地震防災大調査アンケート
調査方法:「マンション・ラボ」を活用したインターネット調査
実施期間:2013年8月9日(金)~8月12日(月)
調査方法:インターネット(「マンション・ラボ」サイト)
サンプル数:2,804名

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[つなぐネットコミュニケーションズ]
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