2015年卒ブンナビ学生アンケート調査(2014年3月上旬実施) 

2014年04月04日
文化放送キャリアパートナーズは、2015年卒業予定の学生を対象とした「2015年卒ブンナビ学生アンケート(2014年3月上旬実施)」の調査結果を発表。本調査は毎年卒業学年の前年9月から翌年6月まで毎月定期的(12月~5月は月2回)に実施し、職業観、就職活動状況、学生生活などを調査しています。

【調査トピックス】

■[定点質問昨年比較]早期内定増加、内々定保有率は昨年の倍以上
3月上旬時点で内々定を保有している学生は6.9%。昨年同時期の2.7%、一昨年の2.8%から大きく伸びた。
「就職試験対策」など就活準備の率は減少しているのに対し、選考参加は一律伸びている。企業が積極的に学生を呼び出している様子が伝わる。
また、「最終選考参加」と「内々定をもらう」の2項目の伸び幅が大きいのは、倫理憲章に捉われない企業群が採用数を増やしているからだろうか。
なお、選考参加~内々定の数字が伸びているのは文系学生。理系学生はほぼ昨年並みの数字となっている。

Q1.これまで、あなたがおこなった事、経験した事をすべて選んでください(複数選択)
・自己分析 85.7%(昨年比 -2.2p)
・業界、企業研究 85.0%(-1.4p)
・大学の就職ガイダンス 82.9%(-4.3p)
・就職試験対策 63.9%(-7.8p)
・選考参加(筆記試験) 67.7%(+2.2p)
・選考参加(面接) 58.7%(+1.5p)
・最終選考参加 10.0%(+3.0p)
・内々定をもらう 6.9%(+4.2p)

■キャリアセンターを「頻繁に利用する」学生は14.1%

今回のアンケートでは大学のキャリアセンター(就職課)の利用状況、キャリアセンターが提供する就職支援サービスの利用状況について質問した。

Q23.就職課(またはキャリアセンター)を利用してますか?(択一)
・頻繁に利用している 全体14.1% 男子13.1%/女子14.6%
・利用した事がある 全体66.1% 男子57.9%/女子70.1%
・利用した事がない 全体19.9% 男子29.0%/女子15.3%

利用状況に関しては昨年並み。男子の3割近くは一度も利用しないようだ。
利用しない理由としては、「気軽に訪れにくい雰囲気がある」(早稲田大学・文系・男)、「利用したことないから緊張する」(龍谷大学・文系・男)、「怖い」(神田外語大学・文系・女)など、雰囲気面で躊躇する学生が多いようだ。

就職支援サービスの利用状況については、
・個別相談 「受けた」52.0% 「受けたことがない」48.0%
・就職支援プログラム(講座) 「参加した」63.7% 「参加していない」36.3%
・就職支援システム 「利用している」55.9% 「利用していない」44.1%

昨年に比べると、個別相談「受けた」は3.7%の減少、就職支援プログラム「参加した」は6.2%の増加。

【調査概要】
調査対象:2015年春就職希望の「ブンナビ!」会員大学生・大学院生
調査期間:2014/3/3~3/11
調査方法:Webアンケート
有効回答数:433件

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