平成26年版 パートタイマー白書(「若年非正規雇用」に関する調査) 

2014年05月29日
アイデムの研究部門「アイデム 人と仕事研究所」は、個人1,527名と企業1,398社を対象に「若年非正規雇用」に関する調査を行った。
同社では、1997年(平成9年)からパート・アルバイト等の非正規雇用に関する調査を行い、毎年、『パートタイマー白書』として発表。今年は、非正規雇用の中でも20代から30代の若者層に焦点を定め調査を行いました。その結果、若年層の生活の実状、非正規雇用に至る経緯、正規雇用への意向などが浮き彫りになるとともに、企業側では若年層の働き手が不足し、正社員化への高い意向が明らかになりました。

【調査からのポイント抜粋】

◆非正規の若者の実態

・非正規雇用者の年収は「300万円未満」が9割に達し、うち「103万円以下」が3割で最多

・非正規雇用者(正規雇用経験なし)で「自活できず」が約6割

・就職活動をした初職非正規雇用の6~8割が「内定0」

・現在非正規雇用者の6割が「正規雇用で働きたい」


◆“正社員化”など企業側の若年非正規雇用者への意向

・企業における「正社員の不足感」は20代・30代で強い

・若年非正規雇用者を正社員として「積極的に雇い入れたい」が約7割

・正社員登用・転換制度が「ある」企業は6割

・20代よりも30代の方が“職業経験”を厳しく見られる傾向



【調査概要】

◆働き方に関するアンケート調査(個人調査)
調査対象:23歳から39歳までの未婚の男女で、現在、正社員、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員のいずれかの雇用形態で就業している者。

◆雇用に関するアンケート調査(企業調査)
調査対象:6人以上の正社員を雇用し、かつ、パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員のいずれかの雇用形態の従業員を雇用している企業の経営者または人事関連部署の監督職以上の者かつ、人材の募集・採用に決定権またはある程度の裁量権がある者。

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[アイデム]
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