「中古住宅」に関するアンケート調査 

2014年04月23日
オールアバウトが運営する特設サイト「国民の決断」は、2014年第1弾のレポートとして「中古住宅」に関するアンケート調査を実施。調査期間は2014年3月26日(水)~4月2日(水)、首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)在住の20~69歳男女のうち、ここ1~2年の間に中古住宅を購入した146人から有効回答を得ました。
「中古住宅」に対する価値観を浮き彫りにするための調査を実施したところ、中古住宅購入の理由として4人に1人が「新築・中古にこだわりがない」と答えていました。

【調査結果】

1)中古住宅購入者の6割が「集合住宅」を購入
 中古を選んだ理由のうち、4人に1人が「新築・中古にこだわりがない」と回答


ここ1~2年の間に中古住宅を購入した146名に対し、購入した住宅の形態について聞くと、61.6%が「集合住宅」、38.4%が「戸建て」と回答していました。また、中古住宅を選んだ理由として、「中古のほうがよりリーズナブルだったから」(61.0%)、「希望の地域や場所、広さでは新築は価格が高すぎたから」(32.9%)など、“価格”に関することが多く、次に「もともと、新築・中古にこだわりがなかったから」(27.4%)が挙げられていました。

2)中古住宅購入者の6割が「リフォーム/リノベーション」を実施
 そのうち半数が「システムキッチンやタンク式トイレなど設備の変更」


また、中古住宅購入者に、リフォーム/リノベーションを行ったかどうかを聞いたところ、全体で6割が「行った」と回答。住宅形態別に見ると、集合住宅では 58.9%が、戸建てでは64.3%がリフォーム/リノベーションを行っていることがわかりました。
リフォーム/リノベーションを行った89人に対し、どのような内容かを聞くと、「壁紙の張り替え」が60.7%と一番多く、次に「システムキッチンやタンク式トイレなど設備の変更」(47.2%)、「間取りの変更など、躯体の変更を伴う大きなもの」(30.3%)と、規模の大きなものが続きました。

3)住んでみた後、約7割が「おおむね満足している」 しかし、「水回り」、「収納スペース」等に不満を持つ人も

最後に、購入後実際に住んでみて「ここはこうしたほうが良かった」と思う点について聞いたところ、67.1%が「おおむね満足している」と回答していました。そのほか、「水回り」(13.0%)について、具体的には「予算が高くても最新のものにすれば良かった」、「キッチンも交換しておけば良かった」、「節水型トイレが良かった」といったことが挙げられていました。「収納スペース」(8.9%)については、「もっと増やせば良かった」、「耐震装置付きにすれば良かった」といったことが挙げられていました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年3月26日(水)~4月2日(水)
調査対象:首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)の20~69歳男女(ジャストシステム「ファストアスク」リサーチ会員)
割付:ここ1~2年の間に「中古住宅」を購入した人 161人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オールアバウト]
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