「父の日」に関する調査 

2014年06月13日
ビデオリサーチは、生活者の実態を捉えるための活動の一環として「父の日」に関する調査を実施。

【調査結果】

6月15日は「父の日」です。皆さんは何か贈り物などの予定をしておられるでしょうか。
当社ACR調査(※1)のデータを見てみると、「父の日」に贈り物をする人の割合は年々増加傾向にあります。これは、贈り物をする習慣が浸透した点と日本の社会全体が高齢化している点が大きな要因と言えそうです。また、2011年は震災があり、父親が存在してくれる有り難さを感じたのでしょうか、あらためてその気持ちを贈り物という形で表現した様子が見てとれます。
また、20代および50代のデータを見てみると、世代を問わず、男性よりも女性の方が「父の日」に贈り物をする割合が大きいことが分かります。

それでは、今年の「父の日」に、皆さんどのようなことを計画しているのでしょうか。
5月末にインターネット調査(※2)を実施しましたので、以下からはその結果をご報告いたします。まずは、「父の日」の贈り物に使う予算を、以前別途調査した「母の日」の予算と比較してみました。

予算額の平均は「母の日」の7,368円に対して、「父の日」では5,295円という結果で、「母の日」よりは2,000円ほど予算が少なめです。

では、この予算をかけて、どんなことをする予定なのでしょうか。
その内容についても「母の日」と比較してみました。

「母の日」は『花を贈る』が圧倒的に高かったですが、「父の日」では『プレゼントを贈る』 が58.7%と、他項目と比較しても、「母の日」のそれと比較しても圧倒的に高くなっています。

この『プレゼントを贈る』と答えた人の贈り物内容についての内訳を見ると、全体的には“お酒”が多いものの、10~20代の若者では“食べ物”“身に付けられるもの”や“父の趣味・欲しいもの”という回答が見受けられた一方、50歳以上の方については“施設に面会しに行く”、“入院しているのでお見舞いに行く”“食事を持っていく”など、回答傾向に違いがありました。50歳以上の方については、そのお父さんもご高齢になりますから、より体を気遣う気持ちが見受けられますね。


(※1)  ACR調査は、ひとりの生活者に対して媒体接触状況と、消費・購買状況を同時に調査することにより、消費者の動向の把握、ターゲットのプロフィールの把握、媒体計画の立案など、マーケティング・プランニングの際の基礎データとして各方面でご活用いただいております。
・調査エリア:関東(2600s)/関西(1700s)/名古屋(1700s)/北部九州・札幌・仙台・広島(850s)
・調査対象:男女12~69歳

(※2) インターネット調査概要
・調査エリア:全国(1,150人)
・調査対象:男女15~74歳

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ビデオリサーチ]
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