世界40カ国の検索キーワードトレンド調査 

2014年08月20日
アウンコンサルティングは、世界40カ国を対象に、2014年7月に各国で検索されたキーワードランキングトップ10を抽出いたしました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。

【調査結果】

検索キーワードのトレンドは月ごと、日ごと変化をします。いち早く検索キーワードのトレンドを読み解くことで商機を掴むことができます。また、海外進出及びマーケティングを行っていく上で、その国のキーワードトレンドを知ることが、進出国を知る為の重要な情報となります。アウンコンサルティングでは、GDP上位世界40カ国を対象に、2014年7月に各国で検索されたキーワードランキングトップ10を抽出いたしました。(調査対象日:2014年7月1日~2014年7月31日)

■日本では時事情報の検索が高い傾向
日本で7月に最も多く検索されたキーワードは、「台風情報」でした。過去最強の台風と言われた台風8号「ノグリー」は、日本各地で大きな被害をもたらしました。その他、日本の夏ならではのキーワードがランキングトップ10内に多く入りました。

■世界40カ国、カテゴリー別検索傾向
各キーワードを7つのカテゴリー<社会>、<政治>、<経済>、<エンターテイメント>、<スポーツ>、<ゲーム >、<その他>に分け、地域ごとに、どのような傾向でキーワードが検索されているのかを表しました。
地域によって傾向は様々でしたが、7月14日に行われたワールドカップ決勝で対戦したドイツ、アルゼンチンを含むヨーロッパと南アメリカでは、ワールドカップ関連のキーワードが他の地域よりも多く占めていました。

■エボラ出血熱、西アフリカで猛威
ナイジェリアの検索キーワードランキング1位2位に入っているように、西アフリカでエボラ出血熱が流行し、世界で話題になっています。エボラ出血熱とは、オオコウモリ科のオオコウモリがエボラウイルスの自然宿主とされています。感染経路は、ウイルスに感染した野生動物に噛まれることで動物から人に感染し、病気を発症した患者の血液、唾液や排泄物に直接触れることで、人から人へ感染します。致死率は90%と非常に高く、ワクチンや特別な治療法も無いことから、西アフリカでは1145人もの人々がエボラ出血熱によって亡くなっています(2014年8月16日現在)。シエラレオネ共和国では感染地域に軍隊を派遣してその地域を隔離するなど、エボラ出血熱による混乱が続いています。
※WHOは2014年8月12日、一定の条件下で未承認薬の使用を認める声明を発表しました。

アメリカでは検索キーワードランキングトップ10にこそ入ってはいませんでしたが、やはりエボラ出血熱は大きな話題になっています。アメリカのニューヨークで西アフリカに渡航歴がある人物がエボラウイルスに感染している疑いがあるとして、大きくニュースに取り上げられました(2014年8月6日現在)。日本ではニュースとして取り上げられる機会はまだ少ないですが、今後の感染拡大によっては、日本でも大きな話題となることが考えられます。


【調査概要】
対象国:GDP上位40の国と地域、OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
    引用元:IMF - World Economic Outlook Databases (2014年4月版)
調査機関:アウンコンサルティング調べ
調査期間:2014年7月1日~2014年7月31日

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[アウンコンサルティング]
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