バスタイムとボディケアの実態調査(東京、ニューヨーク、パリの20~30代働く女性対象) 

2014年08月11日
ジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマー カンパニーのボディケアブランド「ジョンソン®ボディケア」では、2014年7月に、東京、ニューヨーク(以下NY)、パリの20~30代の働く女性各100名、計300名を対象に、バスタイムとボディケアの実態についてインターネット調査を実施。その結果、都市ごとの傾向や意識が明らかになりました。

【調査結果サマリー】

バスタイムが単なる「洗浄の時間」から「リラックスや美容の時間」へ
バスタイムの意味について、「リラックス・癒しのため」が1位のパリ(80.8%)、東京(65.4%)とNY(53.8%)は2位「美容のため」は、NY(50.0%)、パリ(39.4%)、東京(37.5%)
3都市共にバスタイムの意味が多岐に渡っており、「洗浄+α」の時間となっている

バスタイム中・バスタイム後の保湿ケア実施率、NY・パリは高く、東京は低い
バスタイム中に6割以上の女性が保湿ケアを行うNY(69.2%)とパリ(62.5%)、東京は4割強(45.2%)
バスタイム後の保湿ケアは、NY(85.6%)、パリ(84.7%)、東京(75.9%)
バスタイム中・バスタイム後に関係なく保湿の実施率の高いNY・パリ、「していない」女性が多い東京女性

パリジェンヌはボディを「手」で洗うのが常識!?東京女性も「手」に注目
ボディを「手」で洗う女性が3都市で増加している
特に多いパリ(51.0%)、伸び率の高い東京(29.8%)とNY(25.0%)
「手」で洗う割合、東京の女性は2年前※に比べて6.8ポイント増加傾向に
※2012年3月J&Jボディケア実態調査より 東京→23.0%、NY→18.0%、パリ→47.0%

8割以上がボディ洗浄料を変えたい東京女性、「美容成分」へのこだわりも
現状よりもよいボディ洗浄料に変えたい女性が多い東京(81.6%)、パリ(55.7%)とNY(54.3%)を大幅に上回る
変える決め手「香り」「価格」は3都市共通、違いは東京「美容成分」、NY・パリ「洗い上がりの肌感触」
いいものがあれば変えたいという欲求、他国に比べ東京が81.6%と最も高い

【調査結果】

<3都市のバスタイム事情ついて>
■バスタイムが単なる「洗浄の時間」から「リラックスや美容の時間」へ


「1日のバスタイムにかける時間は?」の問いに対しては、15分以上と答える人は東京で88.5%と圧倒的に多く、NYは56.7%、パリは37.4%となりました。湯船に浸かることが一般的な東京が、最もバスタイムにかける時間が長い結果となりました。

「バスタイムはどのような意味がありますか?」の問いに対しては、東京とNYでは1位が「体を清潔に保つため」、2位「リラックス・癒しのため」、また、パリでは1位「リラックス・癒しのため」となりました。3都市共通して、バスタイムは「洗浄」に加え、「リラックス・リフレッシュ」や「美容」の時間としての意味も持つという結果となりました。

「バスタイムに体や頭を洗う以外に定期的にしていることはありますか?」の問いに対しては、東京では1位「湯船に浸かる」に続き、2位「ボディケア」、3位「フェイスケア」となり、NYは1位「音楽を聴く」、2位「フェイスケア」、3位「ボディケア/ゲーム」、パリでは1位「ボディケア」、2位「音楽を聴く」、3位「フェイスケア」となり、特にパリのボディケアやフェイスケアへの意識の高さが明らかになりました。NYやパリの女性は、東京のように湯船に浸かることは一般的ではないものの、バスタイム中に音楽を聴くなど趣味を楽しむ傾向にあり、NYの女性はゲームや動画を楽しむという独自の回答がみられました。

3都市共に、バスタイムが単に体を洗うだけの時間ではなく、「リラックスや癒し」「リセットやリフレッシュ」「美容」など、+αを求める時間であることが分かりました。
バスタイムにかける時間は湯船に浸かることが一般的な東京が最も長い結果となりましたが、時間の長短に関わらず、フェイスやボディの「美容のためのケア」が行われており、NY・パリにおいては、音楽を聴くなどしてバスタイムを楽しんでいるようです。

<バスタイム中・バスタイム後の保湿ケアの実態>
■バスタイム中・バスタイムの後の保湿ケア実施率、NY・パリは高く、東京は低い


「バスタイム中(入浴中)にボディの保湿ケアをしていますか?」の問いに対しては、頻度を問わず、ボディの保湿ケアをしている、と答えた人がNYで69.2%と最も多く、続いてパリの62.5%、東京は45.2%という結果になりました。「していない」という回答は東京女性の54.8%が最も多く、NYとパリに比べて、バスタイム中の保湿ケアの意識の低さが浮き彫りになる結果となりました。

「バスタイム後(入浴後)にボディの保湿ケアをしていますか?」の問いに対しては、頻度を問わず、ボディの保湿ケアをしている、と答えた人は東京で75.9%、NYで85.6%、パリで84.7%と、3都市ともに、高い実施率となりましたが、「していない」という回答は、東京女性が24.0%と最も多く、バスタイム中と同様、バスタイム後のボディの保湿の意識がNY・パリと比較するとまだまだ低い結果となりました。

ボディの保湿については、バスタイム中・バスタイム後に関わらず、NY・パリの実施率が高い結果となりました。
一方東京女性は、ボディの保湿ケアを「していない」人の割合が3都市中最も高いため、保湿に関する意識はまだまだ低いと言えそうです。

<体の洗い方についての意識と実態>
■パリジェンヌはボディを「手」で洗うのが常識!?東京女性も「手」に注目


「体を洗う際、最も重視していること・注意していることは何ですか?」の問いに対しては、東京37.5%、NY57.7%、パリ60.6%が「汚れをしっかり落とす」と最も多く回答されていますが、東京に関しては、「こすりすぎない」との回答が36.5%と、「汚れをしっかり落とす」とほぼ同率で高い結果となりました。
また、NY・パリに関しては「汚れをしっかり落とす」の次に、「うるおいを保つ」が回答され、肌のうるおいに気を配っていることが明らかになりました。

「体を洗う際、何を主に使っていますか?」の問いに対しては、3都市とも「手」が増加しており、特にパリでは51.0%と圧倒的に多い結果となりました。また、NYでも1位がパリ同様「手」、2位は「綿のタオル・手ぬぐい/ヘチマ」という結果になり、肌のために素材まで気遣う傾向が見られました。
一方、東京では1位「ナイロン製のタオル」となったものの、2位は「手」となり、NYのポイントを上回る結果となりました。
2012年に実施したボディケア実態調査と比較しても、「手」で洗う人は6.8ポイントも増加しており、東京女性もボディを「手」で洗うことに注目しているようです。

最近では、ボディを「手」で洗うことが話題になり、注目されつつあります。
この「手洗い派」は3都市共に増加する傾向にあります。特にパリに「手洗い派」が多くみられ、2人に1人がボディを「手」で洗っています。この「手洗い派」は、東京では2年前より6.8ポイント増加しており、今後さらにボディを「手」で洗うことに注目する女性が増えそうです。

<洗浄料についての意識と実態>
■8割以上がボディ洗浄料を変えたい東京女性、「美容成分」へのこだわりも


「体を洗う際、主にどのようなボディ洗浄料を使っていますか?」の問いに対しては、東京は1位「ボディソープ」、2位「固形石鹸」となったのに対し、NYは1位「ボディソープ」、2位「シャワージェル」「固形石鹸」(同率)、パリでは1位「シャワージェル」が83.7%と圧倒的に多いことがわかりました。

「現在使っているボディ洗浄料に満足していますか?」の問いに対しては、東京では「いい物があれば変えたい」と望んでいる人が、81.6%と、NYの54.3%やパリの55.7%と比べ多い結果となりました。東京の女性の特徴は、多くが現在使用しているボディ洗浄料について「満足している」と回答しつつも、「いいものがあれば変えたい」と思っている点で、ボディに使用するアイテムとして、常により良いものを求めている意識の高さがうかがえました。

前問で「満足しているが、いい物があれば変えたい」または「満足していないので変えたい」方はどのようなボディ洗浄料であれば使いたいと思いますか?」の問いに対しては、3都市共通して「香りが良い」、「値段が手ごろ」が上位を占める結果となりました。
次いで東京では「美容成分が入っている」「洗い上がりがしっとりする」、NYでは「洗い上がりがさっぱりする/しっとりする」、パリでは「洗い上がりがしっとりする」ことを重視することが明らかになり、3都市それぞれのこだわりが見られる結果となりました。

ボディ洗浄料に関しては、東京・NYと異なり、パリ女性は「シャワージェル」を愛用しているようです。
東京女性は“いいボディ洗浄料があれば変えたい”という意識が最も強く、その決め手が「美容成分が入っている」というこだわりがあることから、美に対して良いと思うものは積極的に取り入れたいという傾向がみられました。


【調査概要】
調査対象:東京、ニューヨーク、パリの20代~30代女性、各国100名 計300名、有職者、未婚、子供なし
調査期間:2014年6月27日~7月7日
調査方法:インターネット調査 ※本リリース中の数値は、全て小数点第2位以下を四捨五入しています。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ジョンソン・エンド・ジョンソン]
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