「女性活躍」意識調査(女性対象) 

2020年04月07日

エン・ジャパンが運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「女性活躍」をテーマにアンケートを実施。女性454名から回答を得ました。

調査結果概要


  • 53%が「女性が活躍できる場が広がった実感がある」と回答。
  • 実感を持つ要因の第1位は「結婚・出産後も働き続ける女性が増えた」。実感が持てない要因の第1位は「管理職につく女性が少ない・いない」。
  • 仕事における女性活躍のイメージ、トップ3は「管理職として意思決定の場への参加」「仕事と子育ての両立実現」「仕事で成果を挙げていること」。
  • 81%が「仕事で活躍したい」と回答。女性活躍に必要なこと、「上司の協力・理解」「仕事と介護の両立支援制度」「テレワークなど多様な働き方の浸透」。

調査結果詳細


1:53%が「女性が活躍できる場が広がった実感がある」と回答。

日本政府の女性活躍に向けた取り組みの認知を伺うと、29%が「知っている」と回答しました。「ここ数年で女性が活躍できる場が広がったという実感はありますか?」と伺うと、53%が「ある」と回答しました。

2:実感を持つ要因の第1位は「結婚・出産後も働き続ける女性が増えた」。実感が持てない要因の第1位は「管理職につく女性が少ない・いない」。

「ここ数年で女性が活躍できる場が広がったという実感がある」と回答した方に、どういった点で感じるかを伺うと、第1位は「結婚・出産後も働き続ける女性が増えた」(81%)でした。「結婚し子供がいても仕事を続けている友達が多く、更に上を目指して資格取得など勉強している女性も多い」(42歳)など、身近な女性の行動の変化から実感を持つ声があがりました。 反対に「ここ数年で女性が活躍できる場が広がったという実感がない」と回答した方に、どういった点で実感が持てないか伺うと、第1位は「管理職につく女性が少ない・いない」(59%)でした。「職場だけでなく、家庭の協力もないと女性は管理職にはなれない」(34歳)と職場と家庭の複合的な問題であると指摘する考えが見えました。

3: 仕事における女性活躍のイメージ、トップ3は「管理職として意思決定の場への参加」「仕事と子育ての両立実現」「仕事で成果を挙げていること」。

女性活躍のイメージを伺うと、トップ3は「管理職として意思決定の場に参加すること」(55%)、「仕事と子育てを両立していること」(53%)、「仕事で成果を挙げていること」(44%)でした。

4: 81%が「仕事で活躍したい」と回答。女性活躍に必要なこと、「上司の協力・理解」「仕事と介護の両立支援制度」「テレワークなど多様な働き方の浸透」。

「仕事で活躍したいと思いますか?」と伺うと、81%が「活躍したいと思う」と回答。女性活躍のために必要なことを伺うと、トップ3は「上司の協力・理解」(57%)、「仕事と介護の両立を支援する制度の拡大・充実」(54%)、「テレワーク・在宅ワークなど多様な働き方が広がること」(52%)でした。具体的なコメントも紹介します。

女性活躍に必要だと思う具体例

・女性と男性で平等な仕事をする必要はないが、個人の得手不得手を見極めて仕事を割り振れば、自ずと成果は上がっていくものだと思う。 (23歳)

・結婚や子供がいると制限される部分もあると思うので、その点を理解してくれる上司や同僚、職場環境づくりがなされていること。加えて、自分自身も積極的に仕事に取り組む意欲をもつことが大事。 (25歳)

・女性への偏見やこだわりが女性の活躍の妨げになっているので、柔軟な考え方にシフトすることが必要だと思う。女性自身も能力を上げることで、会社に必要と思わせることも同じくらい重要。 (31歳)

・在宅ワークが増え、仕事のあり方が変化すれば、時間に余裕もでき、仕事に取り組めます。(36歳)

・管理職に女性をおくという文化が広がるともっと活躍できると思う。(45歳)

調査概要


■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』を利用するユーザー
■有効回答数:女性454名
■調査期間:2020年2月18日 ~ 3月16日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
 マイページ TOP