「ソーシャルメディア」に関する実態調査(20~30代女性対象) 

2014年09月29日
サイバーエージェントが運営する、女性ソーシャルユーザーのネットワーク「Ameba Meister」は、20~30代の一般女性500名を対象とした、「ソーシャルメディア」に関する実態調査を行いました。

【調査結果】

20~30代女性の「ソーシャルメディア」利用状況

今回の調査では、20~30代の一般女性500名の「ソーシャルメディア」の利用実態を調査しました。まず、「普段、ソーシャルメディアを閲覧することはありますか?」と聞いたところ、54%が「よくある」、30%が「たまにある」と回答。20~30代女性の8割以上が、普段からソーシャルメディアを閲覧する習慣を持っていることになります。そこで、「閲覧することが多いソーシャルメディア」を複数回答で質問したところ、「Facebook」(63%)、「ブログ」(60%)、「Twitter」(44%)が上位に。また、4位以下には、「Instagram」(19%)、「Google+」(6%)という回答もみられました。

「ソーシャルメディア」が消費行動におよぼす影響

さらに、「ソーシャルメディア上の投稿を見て、企業・店舗の商品やサービスに対する興味・関心が高まったことはありますか?」という質問では、61%と半数以上が「ある」と回答。「具体的に興味・関心が高まるきっかけとなったソーシャルメディア」としては、「ブログ」(59%)がトップになり、以下、「Facebook」(55%)、「Twitter」(35%)と続いています。また、あわせて注目したいのが、単一ではなく、複数のソーシャルメディアから影響を受けている女性が多いという点です。先ほどの質問で、最も回答数の多かった「ブログ」をあげた人をみても、「ブログ」以外のソーシャルメディアを同時にあげている人が58%と約6割にのぼっています。

『ソーシャルパワー女子』の台頭

前述の調査結果の通り、昨今では、単一ではなく複数のソーシャルメディアが女性たちの消費行動に影響をおよぼしている様子がうかがえます。これまで、ソーシャル上での影響力が語られる際には、「アルファブロガー」などの言葉に代表されるように、単一のソーシャルメディアにおける発信力のみが重視されてきました。しかし、近年では、多くの人が複数のソーシャルメディアを情報収集に利用しています。また、投稿内容を別のソーシャルメディアに自動反映させるなどの連携が進んだことで、複数のソーシャルメディアで影響力を持つユーザーの数も増加しています。「Ameba」では、このように単一のソーシャルメディアのみで高い発信力を持つのではなく、複数のソーシャルメディアにおいて影響力を持つ女性を『ソーシャルパワー女子』と定義し、「Ameba Meister」においても、積極的に『ソーシャルパワー女子』をネットワークしています。

「Ameba Meister」について
日本最大級の『ソーシャルパワー女子』ネットワークである「Ameba Meister」は、ブログ、Twitter、Facebookなど、ソーシャルメディアにおける情報発信力の高い20代~40代の女性、約10万人が集まる会員組織です。ブログ、Twitter、Facebookの3大ソーシャルメディアのPV・フォロワー数・フレンド数について、3つすべてが一定の基準を満たした女性ソーシャルユーザーのみをネットワークしています。また、「Ameba Meister」は複数のソーシャルメディアで影響力を持つという点だけでなく、専門的な情報・知識の発信意欲が高い点も特徴の1つです。

実際に、今回の調査に回答した「一般女性」と、「Ameba Meister」会員では、ソーシャルメディア上での発信力に下記のような差異があります。

▼ブログPV数
・20~30代一般女性(ブログアカウント所有):月間平均「100PV未満」が最多回答(55%)
・「Ameba Meister」会員女性:月間平均「約25,000PV」

▼Twitterフォロワー数
・20~30代一般女性(Twitterアカウント所有):平均「108人」
・「Ameba Meister」会員女性:平均「約500人」

▼Facebook友達数
・20~30代一般女性(Facebookアカウント所有):平均「97人」
・「Ameba Meister」会員女性:平均「約400人」

▼専門的な情報・知識に関する発信意欲の高さ
・20~30代一般女性:
一般のソーシャルメディアユーザーは「専門性」および「発信意欲」が低い傾向に。
ソーシャルメディアにおいて、
「特定の分野における専門的な内容を発信することが多い」…12%
「一般女性が知らない知識・情報を発信したいという気持ちが強い」…17%

・「Ameba Meister」会員女性:
規定基準を満たした女性ソーシャルユーザーの中でも特に専門性・発信力の高い、美容・医療・食・デジタルなど特定分野の専門家や著名人を「公認マイスター」としてネットワーク。また、発信意欲そのものが高く、会員アンケートでも、「ブログを利用する目的」としてトップにあがったのは「情報発信」で、約9割が回答。

考察
まず、「一般女性」と「Ameba Meister」会員では、ソーシャルメディアに投稿をした際、ブログ・Twitter・Facebookのいずれにおいても、「情報がリーチする数」に大きな差異があります。特にブログの月間PV数については「100PV未満」と「約25,000PV」で圧倒的な差があるほか、TwitterおよびFacebookにおけるリーチ数についても約4~5倍もの違いが生じています。

さらにもう1つ注目したいのが、「専門的な情報・知識に関する発信意欲の高さ」です。一般のソーシャルメディアユーザーは「専門性」および「発信意欲」が低い傾向にありますが、「Ameba Meister」会員においては、多くの女性が専門性の高い情報を意欲的に発信。さらに、リアルな場でも特定分野の専門家として活動している会員が多く、全体の2割以上は個人事業主(フリーランス)として仕事をしています。


【調査概要】
調査対象:20~30代 女性 500名
調査期間:2014年9月17日(水)~19日(金)
調査方法:インターネット調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サイバーエージェント]
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