大学生時代の卒業旅行に関する調査 

2014年12月25日
エイチ・アイ・エスは、アンケート調査「大学生時代の卒業旅行に関する調査」を行いました。

【調査結果】

■ 卒業生の7割以上が実施!“絆”と“思い出”の大学生たちの卒業旅行

2014年も残り僅か。大学生の方たちの中には、この冬休み・春休みの期間を利用して、旅行の計画を立てるという人も多いでしょう。特に、3月に卒業を控えた人たちは、毎年、非常に多くの方が卒業旅行を行っています。今回、H.I.S.が行った「大学時代の卒業旅行に関する調査」では、大学・大学院を卒業した20代の会社員の方に、彼らの卒業旅行の経験について聞きました。
はじめに、大学・大学院を卒業した20代の会社員769名に「卒業旅行に行きましたか?」と聞くと、「卒業旅行に行った」という人は72%と、7割以上。大学生にとって、卒業旅行はもはや定番のイベントとも言えるでしょう。
また、卒業旅行に行った人と行っていない人に分け、「大学時代の友人と、現在も交友関係がある人」の割合を調べると、それぞれ92%と54%と、両者には大きな差がありました。特に、卒業旅行に行った人では、卒業後数年経っても9割以上が交友関係があることが分かり、“卒業旅行”と“仲間の絆”の強い関係性が垣間見られました。

こうした大学生の卒業旅行についてより詳しく調べるために、「卒業旅行に行った」という人の中から500名を対象にして、より詳しく卒業旅行について聞きました。
まず、「大学時代の思い出ランキング」を教えてもらいました。その結果、TOP3に卒業旅行を入れた人は、およそ3分の2を占める65%。さらに、4人に1人(23%)は、卒業旅行は大学時代で1番の思い出と回答しました。そこで、具体的なエピソードを聞いたところ、「今でもたまに語り合える楽しい思い出が、学生最後に作れた!」(北海道・29歳男性)、「最初で最後の旅行で、色々なハプニングを一緒に乗り越えて友人との絆が深まった。」(宮崎県・29歳女性)といった回答が得られました。
学生最後の大きな節目に、大切な友人と一緒に非日常的な体験をする卒業旅行。その時間は、友人との絆を深め、共通の思い出となります。それが、学生にとっていかに非常に貴重な時間であるか、卒業生たちの声から改めて確認することができました。

■ 行き先に理想と現実のギャップあり! その理由の第1位は…「予算」

次に、卒業旅行の行き先について調べました。「卒業旅行で行きたかったところ」としては、「どちらでも良かった」という人を除くと、「国内派」が37%で、「海外派」が63%。 しかし、「実際に海外に卒業旅行に行った」という人は、「海外派」の人の内、20%にとどまります。実際に、「卒業旅行では、行きたいところに行けましたか?」という質問には、65%の人が「行けなかった」と答えており、卒業旅行の行き先には、理想と現実のギャップがあることが分かりました。
希望通りの行き先に行けなかった理由としては、51%の人が選んだ「予算オーバーだった」という回答が最多。以下、「スケジュールが合わなかった」(38%)、「一緒に行く人の希望と合わなかった」(11%)と続きます。大学生にとって、海外旅行は決して安いものではないでしょう。いかに、予算内で海外旅行に行くかは、大学生の課題だと言えるでしょう。
ちなみに、海外への卒業旅行における人気の行き先は、「イタリア」(30%)、「フランス」(29%)とヨーロッパの国が続き、3位には、「アメリカ(ハワイ)」と「スペイン」が22%で並ぶ結果となりました。


【調査概要】
調査名:大学生時代の卒業旅行に関する調査
調査期間:2014年12月12日(金)~12月16日(火)
調査対象
 事前調査:大学・大学院を卒業した20代の会社員 769名
 本調査:事前調査の対象の内、「卒業旅行に行った」と回答した人 500名
調査方法:インターネット調査

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[PRTIMES]
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