「おそうじロボット」のユーザー調査と2020年までの市場予測 

2015年03月12日
市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、「おそうじロボット」の導入・未導入ユーザー調査をおこなうとともに2020年までの市場予測を行い、このほど、その結果をまとめました。

2004年にアメリカiRobot社の「ルンバ」が販売されたのが、日本の「おそうじロボット」のスタートです。また同じころイギリス・ダイソンのサイクロン掃除機「DC12」も販売され、国内にタイプが異なる高額掃除機市場が出現しました。

発売当初は通信販売やテレビショッピングでの販売主体でしたが、徐々に量販店に「おそうじロボット」のデモコーナーが設置されるようになり、知名度も上がるにつれて、「おそうじロボット」の販売数も増えてきており、日本では累計100万台以上売れています。また2014年夏以降、東芝やパナソニック、ダイソンが参入発表して、この分野が注目されています。

本調査は「おそうじロボット」調査の第3弾になります。購入/未購入ユーザー調査とメーカーヒアリング調査により、現状の「おそうじロボット」のユーザーニーズ分析と製品動向・市場動向を調査しました。

【調査結果のポイント】

◆ 「おそうじロボット」所有者の、
・所有しているブランドトップ3は、① ルンバ(アイロボット)、② ココロボ(シャープ)、③ ツカモトエイム
・購入理由は、① 便利そうだったから、② 掃除が楽になると思った、③ ロボットに興味があった
・購入後の満足度は73%が満足、吸引力に関しても約63%が満足

◆ 「おそうじロボット」非保有者の懸念は、
① ちゃんと掃除するか心配、② 価格が高い、③ 吸引力が弱そう

◆ 「おそうじロボット」が徐々に普及し、2020年には100万台を超えると予想
本調査は、2014年12月に「おそうじロボット」保有者400名、非所有者300名に対し、インターネットで行った。


【調査概要】
調査対象:
 おそうじロボットユーザー400名
 おそうじロボット非ユーザー300名
 お掃除ロボットメーカー、関連企業 他
調査方法:ネットアンケート調査、主要企業の個別訪問ヒアリング、公表資料の収集・整理
調査期間:2014年11月~2015年2月

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[シード・プランニング]
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