平成27年度 中堅・中小企業の新入社員の意識調査 

2015年06月01日
東京商工会議所は、「新入社員ビジネス基礎講座」(3月31日~4月9日開催)に参加した中堅・中小企業の新入社員949名を対象に行った意識調査結果を通りとりまとめた。(有効回答948名、99.9%)

【調査概要】

1.就職活動は順調だったか
 ⇒全体には顕著な改善傾向が続く(「順調だった」「ほぼ順調だった」の合計、50.8%)が、高卒・専門学校卒よりも大卒者が厳しいとみており、学歴によって感じ方に差も

2.就職活動で苦労したことは何ですか(3つ選んで下さい)
 ⇒62.8%で自己分析に苦労が4年連続のトップ

3.入社した会社を選んだ理由は(3つ選んで下さい)
 ⇒「仕事の内容がおもしろそう」(49.9%)「自分の能力・個性が活かせる」(47.6%)「職場の雰囲気が良かった」(44.9%)の上位回答は変動ないものの、差が小さくなりつつある

4.入社した会社をどのようにして知りましたか
 ⇒回答数首位に「学校就職部」(30.7%)が3年ぶりに返り咲き。特に高学歴層で「知人の紹介」が増加

5.就職活動の期間と内定数
 ⇒倫理憲章改定の影響が続き、大学(理・文系)卒で大学3年時1月~3月期の就職活動開始者が目に見えて増加。大学4年時5月以前の入社(内定)決定も増加し、就職活動の短期化に拍車

6.今の会社でいつまで働きたいか
 ⇒「特に考えていない」(36.7%)と「定年まで」(36.3%)で70%超に変動なし

7.仕事をしていく上での不安(3つ選んでください)
 ⇒ビジネスマナーへの不安感が減少(平成25年度からの推移、48.6%→44.1%)する一方、情報機器の取扱いを不安視(平成25年度からの推移、16.5%→23.2%)する傾向

8.利用しているSNS(複数選択)
 ⇒90%以上がLINEを使用(90.5%)しており、他のSNSを圧倒。女性はほぼ全員が何らかのSNSを活用している


【調査概要】
調査対象:東京商工会議所が開催した新入社員研修を受講した中堅・中小企業の新入社員949名
調査期間:平成27年3月31日~4月9日
有効回答:計948名(男性599名、女性349名)
回答率:99.9%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[東京商工会議所]
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