2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 5月の活動状況 

2015年06月10日
マイナビは、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 5月の活動状況」の結果を発表。なお、2016年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回で3回目の発表となります。概要は以下の通りです。

【調査TOPICS】

▽ 約7割の学生が1次面接を、約3割が最終面接を経験

▽ 5月の平均エントリー社数は、昨シーズンから半減し5.0社(2015年卒2月:11.8社)

▽ 個別企業セミナーへの参加率(参加社数÷予約社数)は83.1%

▽ 予約したセミナー不参加の理由は「興味がなくなったから」「より志望度の高い企業と日程がかぶったから」

▽ セミナーで他の参加者を観察する学生は8割超。観察ポイントは「質問内容」「態度」「大学名」


【調査結果の概要】

■ 2015年卒より選考の進捗が早く、全体の約3割が最終面接を経験

5月の活動状況は、「エントリーシートの提出」や「適性検査」、「1次面接を受けた」割合は前月とほぼ同じであったが、「最終面接を受けた」は前月比9.9pt増の30.6%、「内々定を受けた」は前月比10.1pt増の22.8%と、前月より大きく増加した。また、昨シーズンの広報活動開始3カ月目であった2015年卒2月と比較すると、「最終面接」は21.0pt増、「内々定を受けた」は17.5pt増となった。2015年卒より選考が早く進み、活動の最終局面を迎える学生も次第に増加していることが分かる。また、5月の平均エントリー社数は5.0社となり、2015年卒2月(11.8社)から半減した。

■ 個別企業セミナーへの参加率(参加社数÷予約社数)は83.1%に

個別企業セミナーについて、学生に「これまでに予約した社数」と「参加した社数」を聞き、「予約に対する参加率」を計算したところ、83.1%(=「参加社数(13.3社)」÷「予約社数(16.0社)」)となった。文理男女別に見ると、予約社数・参加社数は異なるが、参加率に大きな差は見られなかった。予約した個別企業セミナーへの参加をやめた理由としては、「その企業に興味がなくなったから」(31.6%)、「より志望度の高い企業のセミナー、選考などと日程がかぶったから」(26.1%)などが多かったが、「参加するために用意するものが多かったから」(8.8%)、「ネットでネガティブな情報を見たから」(8.3%)など、準備の手間やネットの噂が一部の学生の参加意欲に影響しているようだ。

■ 個別企業セミナーで他の参加者を観察する学生は8割以上。観察ポイントは「質問内容・発言」「態度・姿勢」「大学名」「男女比」が中心

「個別企業セミナーで他の参加者を観察することがあるか」という問いに対して、「ある」と回答した学生は83.3%だった。「ある」と回答した学生は、特に「質問内容・発言」(71.5%)や「セミナー中の態度・姿勢」(59.1%)を中心に見ており、「大学名」(49.5%)や「男女比」(35.0%)も一定の票を集めた。また、「他の参加者の印象によって、セミナー実施企業のイメージが変わったことがある」と答えた学生は52.3%(「よくある」(10.1%)+「たまにある」(42.2%))とおよそ半数を占め、セミナーのコンテンツや社員の対応だけでなく、参加している学生も企業イメージに影響を与える要因の一つになっていることが分かった。


【調査概要】 
調査内容/就職活動状況の定点調査
調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
調査期間/2015年5月25日(月)~ 2015年5月31日(日)まで
調査対象/
 2016年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生 モニター4,280名 有効回答率37.7%
 回答数1,612名(文系男子336名、理系男子511名、文系女子355名、理系女子410名)
 ※1989年からモニターアンケートを実施

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