卒業時満足度調査2015 

2015年06月24日
リクルートマーケティングパートナーズが運営する、高等教育機関、高校生、進路選択に関する各種調査や社外に向けての情報発信を行う、リクルート進学総研は、大学生の卒業時満足度に関する調査を実施。

【調査結果】

1.満足度とその要因(満足できたか)

■大学に在籍したことに「満足している」は76.5%。
▽ 「満足している」
・女子>男子(10.5ポイント差)、理系≒文系(1.6ポイント差)、入学時第1志望>第2志望以下(14.0ポイント差)。
・文系女子(83.2%)>理系女子(81.9%)>理系男子(75.4%)>文系男子(69.6%)の順。

■満足度に対する相関係数が高い具体的項目のトップ3。

1位 教育方針や校風に魅力がある(0.49)
2位 たくさんの先輩・後輩・友人と出会える(0.48)
3位 幅広い知識・教養が身につけられる授業が多い(0.46)

2.入学前の期待と卒業時の評価(期待はかなったか)

■入学前の期待(学びたい意欲)は73.9%。うち理系女子は84.0%と全体を10ポイント上回る。

■入学前の期待順位、卒業時の評価順位、いずれも高い項目は「専門的な知識が身につく授業が多い」「幅広い知識・教養が身につく授業が多い」。

▽期待順位<評価順位(期待以上)だった項目 ; 「各授業の人数が適切である」「有名・社会的評価の高い先生がいる」
▽期待順位>評価順位(期待外れ)だった項目 ; 「国際感覚が身につく授業が多い」「語学力が向上する授業・制度が充実している」

3.卒業後の学び継続意向(意欲は持続しているか)

■卒業後も「学びたいと思う」は77.7%。女子の学び継続意向は8割以上。4人に3人は社会人になっても「学び続けたい」。

■学ぶ際の方法は、「関連する書籍を読んで勉強する」が56.5%で圧倒的1位。

2位「通信教育」(25.1%)3位「テレビやラジオ、インターネットの講座」(20.7%)。
▽女子では「関連する書籍を読んで勉強する」「通信教育で学ぶ」「テレビやラジオ、インターネットの講座で学ぶ」、男子では「大学院に通う」が高い。


【調査概要】
・調査目的:卒業時における大学生の学校満足度・入学前の期待・卒業時の評価および卒業後の学び継続意向を把握する。
・調査期間:2015年2月27日(金)~3月26日(木)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:株式会社クロスマーケティング社のモニター会員のうち、2015年2月時点で日本国内の大学に在籍している学生を対象にスクリーニング調査を実施。そのうち2015年3月に学校を卒業する予定の大学4年生・大学6年生で18~25歳までの男女を調査対象とした。
・集計対象数:1,703人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[リクルート進学総研]
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