新成人の意識・幼児期に関する調査 

2020年01月09日

ベネッセコーポレーション(ベネッセ)の提供する、幼児の教育・成長支援ブランド「こどもちゃれんじ」は、今年1月13日に成人式を迎える1,030人を対象に、成人の自己認識に幼児期の保護者の関わりがどのように関連するかを明らかにするために、アンケート調査を実施しました。調査項目では、主に現在の自身に対する意識、幼児期の保護者の関わりについて聞きました。

その結果、新成人は自身について約7割が「自分で考えて行動する」(74.3%)「好奇心旺盛である」(68.4%)、約6割(57.3%)が「将来に向けた夢がある」という自己評価が高いことがわかりました。また、こうした自己評価が高い人は、高くない人よりも幼児期に保護者から「やりたいことを大切に」してもらったと感じている傾向があることがわかりました。主な調査結果は以下のとおりです。

主な調査結果


1. 現在の自身についての意識

 本調査では、社会人として将来必要と思われる資質について、自身でどうとらえているかを聞きました。「とてもあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」という回答が多かったのは、「自分で考えて行動する」(74.3%)「好奇心旺盛である」(68.4%)「将来に向けた夢がある」(57.3%)。反対に、少なかったのは「リーダーシップがある」(31.1%)「グローバルな視点を持っている」(33.3%)「今の自分に満足している」(33.4%)でした。

2. 幼児期の保護者の関わりとの関連

 幼児期(6歳以下)の保護者の関わりを聞いたところ、「やりたい事を大切にしてくれた」ということに「よくあてはまる」「ややあてはまる」と回答した人は76.3%、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」は16.5%、「覚えていない」は7.2%でした。(※1)

また現在の自身について、肯定的な回答が多かったTOP3の項目「自分で考えて行動する」「好奇心旺盛である」「将来に向けた夢がある」と思う人は、思わない人よりも幼児期に保護者に「やりたいことを大切に」してもらったとより感じていることがわかりました。(※2)

※1 幼児期の保護者の関わりについての項目は「あなたのやりたい事を大切にしてくれた」「あなたが困った時は助けてくれた」「あなたが遊んでいる時はあたたかく見守ってくれた」「あなたがやりたいことができる環境を準備してくれた」の4項目。

※2 新成人の自己評価が高かったTOP3(自分で考えて行動する・好奇心旺盛である・将来に向けた夢がある)について、幼児期の保護者の関わりとの関連を分析。その結果、現在の自己評価が高いグループ(Yes)のほうが、※1であげた4項目のいずれも肯定的な回答(「よくあてはまる」+「ややあてはまる」)の比率が高かった。ここでは「あなたがやりたい事を大切にしてくれた」のみをグラフ化。

調査概要


調査対象:19~20歳1,030人(うち女性771人、男性259人)
調査期間:2019年12月12日~16日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査項目:現在の自身の意識、就学前の保護者との関わりなど

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF

[ベネッセコーポレーション]
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