2014年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版) 

2015年07月13日
リクルート住まいカンパニーは、賃貸物件を契約した人を対象に調査を実施してきましたが、このたび2014年度の契約者調査の結果(2015年5月実施)をまとめましたので一部を抜粋してご報告申し上げます。

【調査トピックス】

●部屋探し時の利用情報源で、スマートフォンサイト・アプリ利用率が29.9%と昨年より7.2ポイント増加。スマートフォンサイト・アプリ利用率の増加傾向が続く。利用率トップのPCサイトは3年連続で減少し、2014年では49.2%。

●不動産会社店舗への訪問数は平均1.6店舗。 「0店舗(訪問していない)」は12.2%と過去3年間の調査で最も高い割合。

●見学した物件数は平均2.6件。過去3年間の調査で初めて平均が3件を下回る。見学数「0件(見学していない)」は9.5%、「1件」は15.2%。

●入居時の設備・仕様について、全体でみた必要度(次に引越す時は(も)絶対欲しい)の1位は「エアコン付き」で71.0%、2位「都市ガス」56.9%、3位「TVモニター付インターフォン」44.3%と続く。

●入居時の設備・仕様について、これまでに利用経験がない人に限った場合の必要度(次に引越す時は(も)絶対欲しい)は、1位「都市ガス」25.7%、2位「無料もしくは安価な高速インターネット接続」17.2%、3位「断熱・遮熱性能の高い窓」16.6%。

●自宅で希望するインターネット通信環境は「もともと物件に付いている光回線などの高速ネット通信(無料・家賃に込)」が最も多く40.3%。

●現地を内覧しているような動画としてニーズが高いものは「部屋の中を実際に移動し、動線が分かる動画」(72.6%)、「リビング・各居室全体を映した動画」(60.7%)、「キッチンや水回りの設備を稼働させてる動画」(57.2%)が上位。

●1物件あたり写真20点を見ることができる不動産検索サイトがあるとして、今後さらに欲しい/あると嬉しい情報は「実際に物件を内見しているかのような内覧動画がある」が最も高く43.7%。

●借主負担DIY型賃貸借契約を認知している人の割合は10.3%。入居後にリフォーム・カスタマイズを実施したことがある人の割合は12.3%。


【調査概要】
調査目的:2014年度に賃貸物件を契約した人の行動実態を把握すること
調査対象:下記条件を満たすマクロミルモニタの男女個人
 1.現在の居住形態が「賃貸」である
 2.上記の「賃貸」住宅への入居時期が2014年4月1日~2015年3月31日である
 3.上記「賃貸」住宅の物件選びに関与した(「やや関与」は除く)
 4.1年以内にお部屋探し(賃貸住宅)に関するアンケートに答えていない
 5.回答者本人が調査業・広告代理業でない
調査地域:1都3県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:
 スクリーニング調査: 2015年5月1日~5月25日
 本調査: 2015年5月12日~5月25日
本調査有効回答数 715サンプル(1都3県)
調査実施機関 株式会社マクロミル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルート住まいカンパニー]
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