子どもの携帯電話に関する調査(20~49歳の母親対象) 

2015年08月10日
MMD研究所は、20~49歳の母親9,352人を対象に「子どもの携帯電話に関する調査」を実施。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 子どもとのコミュニケーションで「LINE」を最もよく利用している母親は40代が最多

■ 6割以上の親が子どもの携帯電話利用料金を負担

■ 子どもに携帯電話を持たせるのに妥当だと思う年齢 20代の母親は「中学1年生」、30~40代の母親は「高校1年生」


【調査結果】

■ 子どもとのコミュニケーションで「LINE」を最もよく利用している母親は40代が最多

20~49歳の母親(N=9,352)のうち、小学生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親(N=4,109)に、子どもと携帯電話でコミュニケーションを取る際に利用するツールについて聞いたところ、「よく利用する」という回答の割合が最も高かったのは「LINE」で36.3%、次いで「通話」が27.9%、「メール」が25.6%となった。一方で「LINE」に関しては「利用しない」との回答が約半数にのぼり、「よく利用する」母親と「利用しない」母親で2極化する結果となった。

これを母親の年代別に見てみると、20~30代の母親が最も「よく利用する」ツールは「通話」(それぞれ60.7%、36.2%)となった。また、20代母親の「LINE以外の無料通話・チャットアプリ」や「SNS」を利用する割合が比較的高く、他の年代と比べて多くのコミュニケーションツールを活用している傾向が見られた。一方、40代で最もよく利用されているツールは「LINE」(38.4%)となり、全ての世代の中で最もLINE利用者の割合が高い結果となった。

■ 6割以上の親が子どもの携帯電話利用料金を負担

高校生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親(N=2,344)を対象に、誰がその利用料金を負担しているかを聞いた(複数回答)ところ、「親」が66.4%で最も多く、次いで「本人」が32.8%となった。

■ 子どもに携帯電話を持たせるのに妥当だと思う年齢
20代の母親は「中学1年生」、30~40代の母親は「高校1年生」


20~49歳の母親(N=9,352)に、子どもに携帯電話端末を買い与える時期として最も妥当だと思う学年を聞いたところ、最多は「高校1年生」で29.6%、次いで「中学1年生」が22.0%、「分からない」が13.2%の順となった。

これを母親の年代別に見てみると、20代の母親は「中学1年生」(28.1%)と回答した割合が最も高かったのに対し、30~40代の母親は「高校1年生」と回答した割合(それぞれ23.9%、37.6%)が最も高かった。また、全ての年代において「分からない」が3番目に高い割合となった。


【調査概要】
調査期間:2015年7月30日~2015年8月4日(6日間)
有効回答:9,352人
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~49歳の母親

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[MMD研究所]
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