ママとお子様とのコミュニケーション実態と『ほめる/叱る』ことについての意識・実態調査(5歳~6歳の子を持つ母親対象) 

2015年10月15日
花王は、小学校入学前の5歳~6歳の子を持つ全国の母親600名を対象に「忙しいママとお子様とのコミュニケーションの実態、及びお子様を『ほめる/叱る』ことについての意識・実態に関する調査」を行いました。

その結果、忙しいママが理想とする「ほめる:叱る」のバランスが「7:3」であるのに対し、現実は「4:6」と逆転している実態がわかりました。忙しいママは、本当は叱るよりもほめたいのに、現実には叱る方が多くなっているようです。また、そんな忙しいママが子どもとの絆を深める貴重な場と考えている場所が「お風呂」であることも明らかになりました。

【主な調査結果】

■忙しいママはお子様とのコミュニケーションが不足気味!?78.8%はもっとお子様とのコミュニケーションを取りたいと回答。

■忙しいママにとっての理想の「ほめる:叱る」のバランスが7:3であるのに対し、 現実には4:6と逆転している実態が明らかに。また、忙しいママの81%がお子様を叱りすぎていると自覚していると回答。

■コミュニケーションの穴場はお風呂!?「ほめる/叱る」が少ない日常シーンの1位はお風呂。一方で、忙しいママの94%が、お風呂を親子の絆を深める貴重な時間だと感じていると回答。

■お子様にとってお風呂で行う最も難しい行為は「ひとりでシャンプーをする」こと。親にとってもお風呂で行うことで最も大変なことは「お子様の髪を洗ってあげること」という結果に。


【調査結果】

忙しいママはお子様とのコミュニケーションが不足気味!?
忙しいママの78.8%はもっとお子様とのコミュニケーションを取りたいと回答。


平日のお子様とのコミュニケーションについて、平日お子様と過ごす時間を十分に取れていると回答した人は16.2%にとどまり、忙しいママの78.8%はお子様と過ごす時間をもっと取りたいと感じていることが明らかになりました。
また、理想のコミュニケーション時間は、今確保できている時間にプラスして平均1時間18分という結果でした。
日々の生活が忙しいと感じているママにとって、お子様とのコミュニケーション時間が大幅に不足しているという実態がわかりました。

忙しいママの「ほめる/叱る」の実態!
理想と現実とで大きなギャップが発生。「ほめる/叱る」のバランスが逆転!


お子様とのコミュニケーションにおいて重要な「ほめる/叱る」に着目し、忙しいママの実態を調査したところ、「ほめる/叱る」のバランスは理想と現実とで大きな差があることが明らかになりました。

「ほめる:叱る」の理想の割合は「7:3」であるのに対し、現実の割合は「4:6」という結果でした。
叱るよりもほめてあげたいという本音とは裏腹に、実際には思い通りにお子様をほめてあげられていない忙しいママが多いようです。

<忙しいママのほめ実態>
忙しいママのほめ実態に関して調査した結果、お子様を十分にほめていると答えたママは7.3%にとどまり、十分にお子様をほめられていないママが圧倒的であることが明らかになりました。また、98.2%のママが、機会があればお子様をもっとほめてあげたいと感じていました。

<忙しいママの叱り実態>
忙しいママの叱り実態に関して調査した結果、お子様を叱りすぎていると答えたママは81%にものぼり、お子様を叱りすぎてしまうママが多いことが明らかになりました。一方で、97.9%のママがお子様を叱らずにいたいと感じていました。

忙しいママとお子様のコミュニケーションの穴場はお風呂!?
お風呂は親子の絆を深める場と感じつつも、「ほめる」ことが少ない実態が明らかに。


日常生活において「ほめる/叱る」が多い場/少ない場を調査したところ、「ほめる」場で多いのは就寝前と支度や着替えのシーン、「叱る」場で多いのが着替えや食事のシーンでした。また、「ほめる/叱る」が少ない場の1位は、共通してお風呂であることがわかりました。

一方で、忙しいママがお子様とのお風呂をどのように感じているのかを調査した結果、71.2%のママはお子様とお風呂に入ることを楽しいと感じており、94%のママはお風呂の時間を親子の絆を深める貴重な時間だと感じていることが明らかとなりました。
お風呂を楽しい時間、親子の絆を深める時間と認識しているにも関わらず、実際には「ほめる/叱る」ことが少ないコミュニケーションの谷間となっている実態から、お風呂は忙しいママとお子様のコミュニケーションの穴場であると言えるかもしれません。

お子様にとってのお風呂での最難関行為は‟ひとりシャンプー”!
91.8%の忙しいママがお子様に早くシャンプーができるようになって欲しいと回答。


お子様とのお風呂で一番大変なことはシャンプーをしてあげることだと、忙しいママの40.7%が回答しています。また、お子様が最後までひとりでできなかったことを聞いたところ、57%のママがシャンプーと回答しており、お子様にとってひとりでシャンプーをすることは難易度が高いことが明らかとなりました。

さらに、忙しいママの91.8%がお子様に早くひとりでシャンプーができるようになって欲しいと回答しており、シャンプーのひとり洗いを習得させることの難しさがうかがえます。


【調査概要】
調査期間:2015年9月25日~9月28日
調査対象:
 全国女性合計600名
 条件:第一子のお子様の年齢が5歳もしくは6歳の母親各300名
  現在の毎日の暮らしが忙しいと感じている人(忙しいママ)
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式(楽天リサーチ株式会社)

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