インターネット検索で最もリスクの高い有名人 2015年版 

2015年10月01日
インテル セキュリティ(日本での事業会社:マカフィー)は、同社が実施した2015年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人(Intel Security Most Dangerous Celebrities™)」の結果を発表。

今回の調査では、昨年第1位の米国の人気司会者ジミー・キンメルに代わって、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のDJであるアーミン・ヴァン・ブーレンがトップにランキングされました。

インテル セキュリティが実施する「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」は今年で9年目を迎え、これまでもハリウッド俳優やコメディアン、ミュージシャンなどポップカルチャーの有名人のインターネット検索リスクを調査し、その結果を発表してきました。今年の調査では、ミュージシャンとコメディアンのインターネット検索がウイルスやマルウェアに感染するリスクが高いことが明らかになっています。

アーミン・ヴァン・ブーレンは、2008年の俳優のブラッド・ピット、2014年のジミー・キンメルに続いて第1位にランクされた3人目の男性となり、そしてDJとしては初めてトップになりました(2014年は第2位)。また、ミュージシャンのアッシャーが、カントリーミュージック歌手のルーク・ブライアン(第2位)、ブリトニー・スピアーズ(第4位)の間の第3位にランクインしています。その他、上位10人には、女性コメディアンのエイミー・シューマー(第7位)、女優のベティ・ホワイト(第8位)、シンガーソングライターのロード(第9位)、女優のニーナ・ドブレフ(第10位)がランクインしています。上位10人のうち、EDM、カントリー、ヒップホップ、ポップを含むミュージシャンが7人ランクインしています。

サイバー犯罪者は、さまざまな賞の授賞式、TV番組、新作映画、音楽アルバムのリリース、有名人カップルの破局などのポップカルチャー イベントへの一般人の関心を悪用する方法を常に探しています。このようなサイバー犯罪者は、一般人の関心を悪用して、マルウェアを潜ませたサイトに誘い込み、パスワードや個人情報を盗みます。

調査では、音楽の無料ダウンロードやミュージックビデオの検索が特にリスクが高いことが判明しました。有名人の名前と“無料mp4“や“HD(高画質)ダウンロード“、“Torrent(トレント、ファイル配布ソフトウェア)“といった単語の組み合わせは、インターネットで最も頻繁に使用される検索用語です。公式サイト以外から提供されている音楽を検索すると、デジタルライフとデバイスの両方を危険にさらすことになります。

「アーミン・ヴァン・ブーレン」を検索すると、約1/5の確率で悪意あるサイトに誘導される結果に
インテル セキュリティの調査では、“アーミン・ヴァン・ブーレン”と“無料MP4”や“HDダウンロード”、“Torrent”といった単語を組み合わせて検索すると、約1/5の確率で、スパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシング、ウイルス、その他のマルウェアなど、オンライン上の脅威が潜むWebサイトに誘導されることが判明しました。

今年の調査でリスクの割合が高かった有名人上位10人は以下の通りです。

2015年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」のTOP 10
順位    有名人     割合
1     アーミン・ヴァン・ブーレン(ミュージシャン)     17.92%
2     ルーク・ブライアン(ミュージシャン)     17.64%
3     アッシャー(ミュージシャン)     16.67%
4     ブリトニー・スピアーズ(ミュージシャン)     16.39%
5     ジェイ・Z(ミュージシャン)     15.83%
6     ケイティ・ペリー(ミュージシャン)     14.86%
7     エイミー・シューマー(女性コメディアン)     14.72%
8     ベティ・ホワイト(女優)     14.03%
9     ロード(ミュージシャン)     13.61%
10     ニーナ・ドブレフ(女優)     13.19%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マカフィー]
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